向いてないけど、母になりました。

ことごとく育児に向いてない30代女の日々奮闘記

二日酔いと立ち会い学級

やっぴーどうもしらすです。

ちょっとブログのデザインやらアイコンをイメチェンしました。

以前に比べると割と自分好みのデザインにできたので満足しております!

名刺的なサイトも作りました。これからもどうぞよしなにです。

https://lit.link/shirasusuisui

 

二日酔いと立ち会い学級

はてさて我が家は立ち会い出産希望なのですが、うちの産院では病院が主催する「立ち会い学級」なるものに参加しないと夫の立ち会いができません。

ということで夫と一緒に参加してきました。

 

ただひとつ問題発生。

夫氏、バリバリの二日酔い参戦。

いやね〜立ち会い学級前日が夫の会社の忘年会だったんですよ。

今回は居酒屋ではなく会社の食堂でオードブル頼んだり皆で豚汁作ったりして開催したそうです。

(何そのアットホームな飲み会って思ったけど笑)

夫はどちらかといえば幹事側の立場で、前々日も「30人分の豚肉下ごしらえしてきた」となにかと大変そうでした。

当日も片付けまで参加してきて家から徒歩10分程度の会社なのに帰ってきたのは午前0時過ぎ。

廊下からリビングに点々とコート、ズボン、パンツ、ベルトが脱ぎ捨ててあった(笑)

社のトップ2人が忘年会中ヒートアップして経営方針を巡って揉めたのを宥めたり、と当日も何かと大変だったそうです(笑)ザ★中間管理職。

本人は翌日立ち会い学級だし、とだいぶお酒を控えてたそうですが色々とイレギュラーな環境に雰囲気酔いしたのもあったのか結果翌朝はグロッキー。

しかも立ち会い学級はバリバリ午前中の9:30開始。午後ならまだ良かったのにね(笑)

「もー行くのやめよっか!?」って言ったけど「………行く(屍)」と言うので行ってきました。

 

いつもは夫が運転しますが、結局運転は私がして助手席でずっと死んでる夫。

大丈夫かコレ

ちょうど病院の駐車場で他の参加者であろう夫婦にも遭遇しました。

夫が「やっぱり旦那さんが運転してる…」って言うので「いや普通そうだろ」って返しておいた(笑)

待合室ではちょっと混み合っていて椅子が1つしか空いておらず。

私が夫に「ちょっと座って休んでなよ」と伝えるも「いや妊婦立たせて俺が座ってるのどう考えてもおかしいでしょ…」とか細い声。

いや明らかに今座った方がいいのあなたの方(爆笑)

でも周りの目を考えると確かに…と思い、結局グロッキー状態の夫は立ちっぱでピンピンしてる私が座りました(笑)

「心遣い」という暴力にやられる夫なのであった。

 

この日は私たち含め4組の夫婦が参加していました。

以前の両親学級と比べると年齢層が近い人が多い気がして少し安堵するアラサー(笑)

1組は「明後日予定日です」という猛者もいました。ヒエェご無理なさらず。

 

着くや否やトイレに駆け込む夫。そして待てど暮らせど帰ってこない(笑)

看護師さんが「じゃぁしらすさんの旦那さんが帰ってきたら始めましょうか^^」と言うので「まずい!待たないでくれ!!奴は多分帰ってこないぞ!!」と思い

すかさず看護師さんに「あ、なんか主人お腹痛いって言ってたので先に始めてもらっていいですよ!!」と伝えておきました。

とかなんとか言ってる間に夫帰還。やや目に輝きが戻ってる様子にピンと来ました。

あ、吐いてんなこれ(笑)

 

「吐いた?」と聞くと「えぇ、そりゃぁ、もう!」と。

何しに来てんだこの男(笑)

その後、夫は気持ち悪さの波を抱えながらなんとか立ち会い学級は進みました。

 

出産前の適切な判断自信ない問題

学級内では参加者もいよいよ出産間近な人だらけということもあって

陣痛から出産までの流れ、陣痛・破水についての説明、入院に至る注意点などのお話がありました。

どのくらいの波で陣痛が来るかとかどういう痛みなのか、とか。

破水や出血の種類、病院に連絡するときの痛みの基準などなど。

なんかも〜ビビリ倒してしまったよあたしゃぁ

 

初期の陣痛の時点でシャワーに入っておいた方が良いらしいです。

(その後シャワーどころじゃなくなるから)

ただし破水が起きてる場合は、膣内から細菌が入る可能性もあるからシャワーは厳禁。

でも破水も一見「尿漏れかな?」と分かりにくい場合もあるそう。

えぇ…そんなのもう絶対分かんないよ…絶対分かんないでシャワー入っちゃう自信あるよ。

なんか体しんどいしお腹痛いのにやること考えること懸念すること多すぎでは???

 

「危険な出血かどうか分からず3時間放置してた妊婦さんで胎児が死産してしまった例もあります」

「少しでもおかしいなと思ったらすぐ病院に連絡くださいね」としっかり脅されてきました。

私の傾向としてちょっと「おかしいな」と思っても「まぁこんなものか?病院に連絡するほどでもないでしょ」

と思ってしまうタイプなので他人事ではないなとヒヤヒヤしてしまいました。

現に不妊時代、重度のOHSS(卵巣過剰刺激症候群)だったのに車内で痛みにのたうち回ったあと普通に仕事してたことがあります。

当時の病院の先生に「よくそれで働けたね??」って言われた。

 

出産怖すぎ問題

陣痛についても詳しく教えてもらいましたが、なんかもう一気に出産が怖くなってきてしまいました。

そもそもしらす、痛みに弱すぎる。

コピー用紙で指切っただけで痛すぎて発狂するんだけどそんな女が壮絶な出産に耐えられるのか非常に不安になってきました。

 

なんか…ここからは愚痴というかぼやきになりますが。

十月十日体調不良が続いて、今でも毎日不快感と疲労感が襲ってくるわけですよ。

初期にはゲーゲー吐いて、後期には歩くだけでもしんどい状態になって。

そしていざこの不快感とオサラバするには更なる痛みを乗り越えないといけないなんてどんな鬼ゲー!?

ましてや初産婦は10〜12時間はかかると。なんか今更なこと言うけど長すぎるよね!?

よく「2時間のスピード安産でした✌️」とか言う人もいるけどそれでも映画丸々1本観てる間ずっと痛いってことだよね!?

え、全然スピードじゃないんだが!?「翔んで埼玉」観てる間ずっと痛いってことでしょ!?

もう無理だよ怖いよ嫌だよ〜〜〜

 

ちらっと調べると「生理痛の100倍痛い」「お腹の中で刃物を振り回されてる感覚」なんて恐ろしい言葉が並びます。

不妊検査でやった「卵管造影」が生理痛を10倍にしたような痛みで本当に悶絶したんですが

あれの更に10倍痛いってことなんでしょうね。なんとなく痛みの種類は理解してるつもりです。

嫌だ!!怖い!!

 

でもそれを乗り越えないと「妊娠」という状態から解放されないというニッチもサッチも行かない状態。

なんだか昔、8合目で高山病で倒れた富士山登山に似てますね。

今現時点でめちゃくちゃ具合悪いのに、そこから解放されるには具合悪い状態で何時間もかけて下山するしか方法がない。

あのときの絶望感といったら今でも覚えてます。

しんどい!でもやるしか楽になる方法がない!なにもう修行じゃん妊娠・出産・・・

 

よくこれで「痛みに耐えてこそ出産」だとか「痛みを乗り越えたから愛情が湧く」とか訳のわからん定説が出てくるもんですね…。

申し訳ないけど私には全く理解できないです。痛くない方が良いに決まってんじゃん…!?

こんなハードモード続きなのに「病気じゃないから」という理由で保険適用外なのも訳わからんし。

出産育児一時金が50万に値上げされたところで病院も同じく値上げしてくるんだから現状何も変わらないイタチごっこずっと繰り返してるじゃん???

人類の長い歴史でずっと培われてきた「妊娠・出産」という行為なのだから、もうそろそろ現代のハイパー医療を駆使して

「つわり止めの薬」が開発されるとか無痛分娩以上に出産負担を軽減できる方法とか開発されても良いんじゃないの;;ねぇ;;と思ってしまいます。

 

フゥ。本音の本音をブチまけさせてもらいました。

「母は強し」じゃないんだよ全くもう!そんなん人によるよ!!!(震)

一応私は無痛分娩の予定ですがそれだって本当にできるかどうか分からないし、

できたとしても子宮口が3〜5cmくらい開かないと麻酔打てないみたいなので痛いもんは痛いし。

少なくとも私は現時点でめちゃくちゃビビり倒しております。

リアル気絶とかしたらどうしよう。

三度の骨折経験がある痛みに強い入院のプロ・夫に「代われるものなら代わってあげたいよ」と言われたことがあります。

頼む代わってくれ

 

苦手な朗読会

最後に夫婦でお腹に手を当てながら看護師さんが朗読する「私があなたを選びました」という絵本を目を瞑りながら聞いて会が終わりになりました。

 


www.youtube.com

こういうのもね、本音を語るブログなので書きますが…実はめちゃくちゃ苦手なんですよね。

色々な奇跡のもとに妊娠・出産が成り立つことは百も承知なんですけどあまり神聖視する傾向がどうしても好きじゃないです。

そうやって皆があまりにも神聖化しすぎるから妊娠・出産に対する意識のハードルがどんどん上がったり

神聖化しすぎるが故の弊害もたくさんあるように感じています。

「子供が大好きで子供が欲しくて子供を産むのが当然」という価値観を持たずに生きてきて、ここに至るまで随分悩んで葛藤して苦労して今妊娠してる身からすると

こういうのを読み聞かせされるのは「こう思わなければいけない」と説教されてる感覚にも似て苦しくなります。

まぁこの話はヘビーなのでいつかどこかで語れたらなと思います。

批判するつもりは全然ないけどこう思う妊婦も少なからずここにいるよっていう、ね。

 

ちなみに夫、この朗読の直前にまたトイレに駆け込みました(笑)

どの夫婦も2人でお腹に手を当てて目を瞑りながらこの朗読を聞いてる中、

しらす家だけ私一人お腹に手を当てながら

「子よ〜〜、君のお父さんは今、二日酔いで隣のトイレでまたゲロ吐いてるぞ〜〜」

と語りかけておきました。

あなたが選んだのはこういう両親であります(笑)

ちなみに漏れなく夫もこういった類の朗読は好きじゃないと思うので席を外してて正解だったかもしれない。

 

そんなこんなで無事(?)立ち会い学級は終了しました。

帰りに夫が「よく悪阻は二日酔いしてる感覚に近いって聞くけど妊婦の気持ちが分かったよ…」と助手席で漏らしてました。

いやぁ体験してもらえて何よりだよ〜!!!(嫌味)

 

出産の恐怖にやられたのか、帰宅後はたちまち私の体調が悪くなりそのまま夜まで寝落ちしました。痛いの怖すぎて早々に病んでて笑う。

こんな絹豆腐メンタルで果たして本当に大丈夫なのだろうかーーー!?

しらすの妊娠生活はまだもう少し続きます。

 

ではではかしこかしこ。

 

 

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