どうもこんにちはしらすです。
なんかまだ色々バタバタしてる上に頭もふわふわしてるんですが、
今のうちに書いておかないと忘れてしまいそうなのでバーっと書いてしまおうと思います!
※前回記事にコメント頂きありがとうございます!記事投稿後落ち着いたら返信していきたいと思います。読んでます!本当にありがとうございます。
1月18日(木)16:19 2172gの小さな男の子を出産いたしました。
そしてあんだけ騒いでた出産方法ですが計画無痛分娩からの緊急帝王切開となり一番恐れていたお産フルコースセットになりました😂
この情報化社会の現代。出産の痛みの恐ろしい情報ばかり簡単に手に入るから
自分のときは「意外にそうでもなかったよ」「案外大丈夫だったよ!」って
ブログでお伝えしてこの恐ろしい流れを止めたい…!とずっと思ってたんですが
いやごめん控えめに言っても壮絶だったわ・・・・
やっぱり数ある恐ろしい情報の中の1つになりそうです。
でもなるべく忠実に書くね。
出産日前日:子宮口を広げる準備〜当日の陣痛
妊娠高血圧腎症による血圧上昇リスク回避のため当初の予定通り「計画無痛分娩」ということになりました。
出産日前日(1/17)に子宮口を広げるバルーンを挿入。これがそこそこ痛かったです。
(でもこの先に待ち受けてた数々に比べればマシな方だった)
バルーン挿入というかその前段階の先生の「指2本入れますねー」の指2本がまぁ痛かった。
カラッカラのお股に指2本よ。
脳内で「○○○ピーのときみたいに良い雰囲気にして濡らしてから丁寧に指2本入れてくれよ!!!」とか思ってた。ヒドすぎる。
バルーンを入れ終わったあとは特に痛みなどなく、分娩当日は麻酔の関係で食事ができないので最後の夕飯を食べ終えて就寝。
どんなに病んでてもどんなに緊張してても睡眠だけはバッチリ取れるタイプなので21時には爆睡しました。
翌朝、無痛分娩準備
翌朝は7:30頃には分娩台の方に寝転がり色々処置が進んでいきました。
自然分娩ではないので陣痛室は使わずにそのまま直で分娩室行きとなりました。
前日子宮口の中に入れたバルーンを膨らます作業。
これもまぁそこそこ痛い。でも今のところ「先生の指2本」よりはマシ。
そしてなんやかんやあって(あまり覚えてない)陣痛促進剤を使って陣痛を促していきます。
麻酔を打つ前は自然分娩と同じなので普通に陣痛も感じます。
私は途中で麻酔を入れましたが5分間隔くらいの陣痛までは経験しました。
陣痛って面白いもんで本当に波打って痛みが来るんですね。
お腹がグーッと張ってきて「あー来る来る!」となって耐え忍んだら波がサーっと引くように痛みも消えていく。その繰り返し。
助産師さんいわく私はいきみ逃しが上手だったらしくとても褒められました。ワーイ!(?)
とにかく大袈裟なくらい大きな深呼吸をしたら痛みは結構抑えられました。
中学陸上部(幽霊部員)時代、駅伝大会に出させられて盲腸が痛くなったとき用いてた呼吸法が役に立ちました(笑)
ありがとうウン十年前の記憶よ…。
もちろん出産まで陣痛を経験した訳ではないし個人差もあるのでなんとも言えないですが、少なくとも初期段階の陣痛は全然耐えられる感じの痛みでした。
今のところ「先生の指2本」が痛さMAXピーク(笑)
麻酔注入〜夫到着
8:30頃から分娩台で初期の陣痛と戦って、10:30頃に無痛にするため麻酔が打たれました。(時間はちょっと曖昧)
その後、12:00に立ち会い出産のため病院から呼ばれた夫到着。
夫が到着する頃にはバリバリに麻酔が効いていてなんの痛みもない優雅な状態になってました。
なんか今まで色々と痛いことはあったのに夫が来る頃には全て終わってて「全然平気そうじゃん」って思われてたら癪だなとか思ってました(笑)
でも本当に麻酔を打ってからは陣痛の痛みもなく「寝て良いよ」って言われたら寝られるぐらい何も感じませんでした。
むしろ「もう少し痛みとかないといつ陣痛が来てるかも分からないから不安だな…」と感じるほどでした。
本っ当に痛みが嫌な人はやっぱり無痛分娩がベストだと思いました。それぐらい無痛のパワーすごい。
あとは陣痛促進剤の量を増やしていって子宮口が全開になるのを待つばかりです。
当然痛みもないので陣痛の波が来たかな?ってときに大きな深呼吸をするぐらいしかやることがない!
夫が来てから2時間。
助産師さんいわく「子宮口も7cmまで開いてる。良い陣痛も来てて順調」とのこと。
私自身は痛みも感覚もないので「そうかぁ。ならあとちょっとか。なんの感覚もないけど」という感じでした。
せっかく有休取って夫が駆けつけてくれたのにやることがなさすぎて何だか申し訳なくなってくる始末。
夫もあまりの手持ち無沙汰に横でポチポチ携帯いじったり。
なにこれ本当に出産中??
自然分娩の方はこの間ずっと陣痛に悶え苦しんでるんだろうし、旦那さんも横で励ましたりして忙しいんだろうな…やっぱ大変だな…なんてことを思ったりしてました。
事態急変
この間ちょいちょい担当の先生が「今子宮口どのくらい?」と様子を見て内診してくれていました。
麻酔してたから耐えられたけどこの内診が麻酔なしだったら痛かったろうなって感じでした。指2本の先生。(このネタを引っ張るな)
分娩台に上がって7時間半。夫が来てから2時間半。事態は急変します。
今まで7cmまで開いて順調だった子宮口がここに来て4cmに収縮。胎児もたまに苦しいサインを出しているとのこと。
ここで初めて「帝王切開も視野に入ってくる」ことを伝えられます。
たまに胎児の心拍が落ちるだけで今すぐどうこうという訳ではないので1時間様子見て次の内診で決めましょう、とのこと。
しらす顔面蒼白
事前に「帝王切開もありえる」話は聞いてましたが良い陣痛が来ててずっと順調と言われていたので
このまま痛みもなくあと3cm子宮口開くのを待ってスポーンと産めるぜ〜!なんて悠長に思ってたらこの有様です。
ここから地獄のような1時間の待ち時間が始まります。
まず全身の震えが止まらなくなりました。
胎児により多くの酸素を送るため酸素ボンベをつけていたんですが、それが自分でも分かるぐらいガタガタ震えている。
いやぁ人間の体ってすごいですね。止めたくても全然震えが止まらないんですよ。
捨てられた仔犬みたいにブルブルが止まらない。
え?お腹切る?今日お腹切るかもしれないの?いやいやいや聞いてない聞いてない無理無理怖すぎる
震えも止まらないけど涙も止まらない。
急に「帝王切開かも」なんて言われたもんだから血圧も爆上がり(笑)
夫も声かけはしてくれましたがどうにもならず。
「子宮口開け〜〜降りてこい降りてこい!!」って必死にたくさん深呼吸しました。
もううっすら「多分お腹切ることになるんだろうな…」って多少諦めてたところもありましたが、先生が再度内診に来るそのときまでなんとか奮闘しました。
優雅だったあの時間はどこへやら。
帝王切開決定
1時間後、待ちに待った先生の再度内診。
「…やっぱり子宮口4cmから変わらない。高血圧もあるからこれ以上お産が長引くことでお子さんの状態が悪くなる可能性もあります。
ただ帝王切開はお母さんの方に合併症が起こったりリスクもあります。決めるのはお母さんです。どうしますか?」
全身ガクブル号泣のしらす「…お腹切ってください…😭」
帝王切開決定
このときお産開始からもう8時間経過したときでした。
そこからは一気に空気が変わりました。
助産師さんが何人も入れ替わり立ち替わり来たり先生もバタバタ慌ただしくなったり。
頭がよく回っていない状態で淡々と帝王切開の説明をされて同意書にサイン。
闇金ウシ○マくんばりに同意書にサインするしかないような状況でなんか笑った(笑えない)
そこで先生が「お腹は縦と横どっちに切りたいですか?」
横に切るとパンティラインに沿って切るので傷跡が目立ちにくく美醜の面で良いです。
また、帝王切開の人は2人目も基本帝王切開になってしまうので大体みんな横に切るとのこと。
縦に切ると当然傷口は目立つ。ただお腹の腱に沿って切るので出血性も少なく安全性は横より高いと説明してくれました。
「お腹見せるような格好しないし、2人目もどうでもいいから縦に切ってください!!!!(即答)」
(本当に一言一句同じこと言った)
「今はそう思っても1人目できるとねぇ可愛くて2人目も欲しくなっちゃうよ〜」って先生ワロテタ(笑)
「いやないですないです。安全!安全第一でお願いします!(死に声)」
夫もワロテタ。私だけ笑ってない(笑)
その後も震えが止まらない私を夫や助産師さんが取り囲んで手を握って宥めてくれて、
その光景が完全に「○時○分ご臨終です」って言われてる構図で「え?私死ぬの?死んだ?」って繰り返し言っててまた皆ワロテタ。
何度も言うけど私だけ笑ってないです。
恐怖心が爆発するとそれを考えないようにするためとにかくよく喋るしらす。
先生に「コウノドリ観て予習しすぎました…怖すぎます。私死なないですよね!?😭」と泣きつくと
「僕もコウノドリ好きで1,2全シリーズ観てるしDVDも全部持ってるけどあんなことが毎日起こってたらもう医者辞めてるからww」
「絶対殺さないから^^安心してください」と仰ってくださいました。
夫も「これでもう予習はばっちりだね」とか言う始末。もはや終始コントのような流れである。
ドラマ内に私と同じ妊娠高血圧症妊婦が帝王切開前に子癪発作痙攣を起こすシーンなんかもあってそういうの思い出しちゃったんよ…。
↑でも本当面白いんでおすすめ。Tverやアマプラで見れます。
そんなやりとり中も助産師さんがテキパキと準備を進めてくれて、手術室へ向かうため車椅子に乗せられます。
夫に手を握ってもらい泣きながら「これで寝たきりになってもずっと一緒にいてね😭」と懇願。
「うんいいよ」って言ってくれてちょっとキュンとしました(笑)
完全に準備ができたところで助産師さんが車椅子を押してくれて一言。
「じゃぁ出発進行〜!」
「…なんかディズニーのアトラクション乗るみたいですね(死に声)」
皆ワロテタ。本当何度も言うけど私だけが笑ってないです。
そして地獄のアトラクションに向かうこととなりました。
長くなってきたので後半に続けます!
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