向いてないけど、母になりました。

ことごとく育児に向いてない30代女の日々奮闘記

保育園見学行ってきた

こんにちはしらすです!

本日は初の保育園見学に行ってまいりました〜!

保育コンシェルジュさんから「公立より私立の方を先に回った方がいい」とのアドバイスを頂いていたので

とりあえず車で10分程のところにある私立保育園に行ってきました。

 

人生初の保育園潜入

一人っ子で甥っ子姪っ子などもおらず(夫側にはいるけどもう大きな子ばかり)

小さい子と全く関わってこない人生を送ってきたので人生初・保育園という施設に足を踏み入れてきました。

 

今回お邪魔した保育園は0〜2歳児までを預かってくれる園です。

近くにいた保育士さんに声をかけて中まで案内して頂きました。

案内自体は40代くらいのベテラン保育士さん(もしかしたら園長先生だったかも?)が担当して下さいました。

門扉や施設内のどんなに小さな扉も全て二重施錠になってるのがすごく印象的でした。

そうだよね…そうでもしないと子が勝手に開けちゃうもんね。納得。

 

まずは0歳児クラスから遠巻きに見学させて頂きました。

今は12人の0歳児の子が入園してるそうです。それを先生が4〜5人で見てる感じだったかな。

先生と遊んでる子も居ればベッドで寝てる子も居て、当たり前ですが

「そうかぁ。学校じゃないから寝たかったら寝たらいいし自由に過ごしてていいんだな」と思いました。

子供の成長過程にも全く疎いので0歳児でもこんなにしっかり歩くんだぁってことにもビックリしちゃいました。

母いわく私は1歳4ヶ月になっても歩かないでずり這いしてたというくらい歩くの激遅女だったらしいです。

今でもXなどで「うちの子1歳になっても步かないんです…😢」といった投稿をたまに見かけますが、

なるほど0歳児でも皆こんなにしっかり歩いてるんじゃ確かに心配にもなるもんだなと妙に納得しました。

(大丈夫 私1歳半まで歩かなかったけど33歳の今、おそらく誰よりも早足なくらいめちゃくちゃ歩く 笑)

 

その流れで一時保育室、厨房、1〜2歳児クラス教室など一通り施設内を見学させてもらいました。

ここでも外で遊びたい子は外で遊んでるけど中で遊びたい子は中で遊んでて、こんなに自由に過ごせるんだぁと思いました。

常に同じ建物内で全員がずっと働いてる身分としてはなんだか新鮮でした。

大人と比べるなっちゅー話だけど(笑)

本当全くもって保育の知識がないので月並みな感想しか出てこないw

終始「なるほどこれが"保育園"っていうやつなのね〜。ほぇ〜。はぇ〜。」って感じだった。

 

この日は2歳児の子たちがクッキー作り教室をやっていて、親御さん達も何組か来ていました。

2歳児ってもうクッキー焼けたりするんだぁスゴー!ってまた無知を大発揮したしらす

お父さんも1人来てました。これまた若そうでした。また刺激されるコンプレックス(笑)

 

子供達はみんな園庭で遊んでました

一通り施設内の見学が終わると園庭に案内してもらいました。

ちょうど子供達ほぼ全員が園庭で遊んでいる時間だったのでどこを見ても子供子供で溢れ返ってました。

こんなに大人数の乳幼児見る機会もなかなかなかったのでなんか圧巻でした、エネルギーが(笑)

0歳〜2歳まで皆一緒くたになって遊ぶので遊びの中で子供同士が関係性を作っていってるのがすごく良いなと思いました。

1歳児の乗るカートを2歳児の子が押してあげてたり、2歳児の子に一生懸命ついて行ってる0歳児の子だったり。

今のところ我が子は一人っ子になる確率が高いんですが(年齢の問題+私のキャパの問題)

こんなに小さいうちから「社会」を経験できるのは非常に良いことだなって思いました。

よく「子供が小さいうちから保育園に入れるなんてかわいそう」なんて文言もよく聞きますが、

立派なコミュ障に育った私から見れば「小さいうちからこんなにもたくさんの年代の子に囲まれる経験できるなんてそっちのがめっちゃ良くない???」以外の感想がない…!

 

また、元々保育コンシェルジュさんから聞いていたのですが

ここの保育園は障害者支援施設との提携も行なっていて、そういった支援についても一定の理解がある園だそうです。

口唇口蓋裂に関しても一定の知識や理解があると思うから私立だとここがお勧めだよと言われていました。

コンシェルジュさんの言う通り、この日は近隣にある施設の身体ハンディがある子達も同じ園庭で一緒になって遊んでいました。

 

我が子が「口唇口蓋裂」といわれてから「障害」や「ハンデ」について考える機会が増えました。

「障害があるなんてことは関係なく、皆小さいうちから一緒になって楽しく遊んでる。特別なことはなにひとつないですよ」

と、説明をしてくれた保育士さんのこの言葉が非常に心に残りました。

確かに小さい頃からそういったハンデのある子と触れていればそれが"当たり前"になる。

我が子がいつか自分の病気を苦に思う日が来るかもしれない。それでも

「でも保育園には別のハンデを持った友達もいたな」という思い出を持っているかいないかは大きいかもしれないと思ったりしました。

そういう記憶って案外大人になっても残ってたりするもんだもんね。

 

ここの保育園の良かったところ

保育園コンシェルジュさんのお勧めもあって、確かに私立では1番良いなと思ってるところだったので良いところはたくさんありました。

まず(これはどこの園もそうなのかもしれないけど)月齢や障害関係なく皆が一緒に過ごせる機会が多いので情操教育には持ってこいだなと思ったところ。

また園内で働くスタッフさんの中にも何人か障害者支援施設から派遣された当事者の方がいましたが、皆明るい顔で仕事されてたこと。

最初は緊張からか暗い顔で仕事してるスタッフの方も多かったそうですが子供達と触れ合うことで皆今では明るくなったと保育士さんが教えてくれました。

あと子供の人数に対して保育士さんの数が少し多いこと。

日本の基準だと「2歳児6人に対して先生1人」らしいですが、ここの園では「子供達の発達に合わせて1人1人見る」ことを本当に大事にされていて

「2歳児4~5人に対して先生1人」になるように配置してるとのことでした。

確かに園庭で遊んでいるのを見ても結構先生の数が多くて、完全放置されてる子がいないなという印象を受けました。

口蓋裂もある場合、発音や言語など発達能力が遅くなる傾向もあるのでそこに寄り添ってもらえると非常にありがたいなと思ってます。

私的には高度は知能教育とかより子1人1人に合わせた発達教育をしてもらえることの方がよほど重要なのですごく好印象でした。

 

発達に関していえば私も夫もだいぶクセあり人間な自覚がありまして。

(私は自分に不安障害のケがあると思ってるし、夫は自分に学習障害のケがあると思ってる)

お互い今に至るまでなかなか苦労した青春時代を過ごしてきました。

そんな2人のハーフなので実は口唇口蓋裂抜きにしてもだいぶクセありな子が爆誕するんじゃなかろうかと私は睨んでるんですよね(フラグ笑)

なのでこちらの保育園だと定期的に発達相談なども行なってるそうなのでそのあたりも今後安心材料になってくれそうだなと思っています。

 

まぁここに入れる可能性結構低いんだけどネッ!!

調整点数足りてないもんで😂笑

 

保育士さんってすごい

保育園見学をしてて終始思ってたことなんですが保育士さん皆笑顔が眩しいですねっ…!!

見学者が来てるんだから当たり前なのかもしれないけど、皆さん明るくて口調も優しくて驚きました。

「仕事中の顔がとにかく怖い」と言われてる私からするととても真似できない所業です(笑)

「○○先生おねがいしまーす!!^^」「○○ちゃんもこれからお外で遊ぶんだ〜!!いいねぇ〜!!^^」って常に声が明るくて。

愛想がブラジルまで飛んでいってしまっているしらすにはとても真似できません(笑)

見学中もじっと見てくる2歳児にちょっと手を振るくらいが私の愛想の限界でした(笑)

いやぁ〜つくづく大変なお仕事だなぁ!って頭が下がる思いがしました。

 

1人ほど「あっ…この人は怖いんだろうな」っていうお局っぽい保育士さんも見かけましたが。

これだけ女性ばかりの職場だったらきっとそりゃ色々あるよな…と少し勘繰った場面もあったのは内緒。

ただ男性保育士さんも3人ほどいましたね。初めて見たので新鮮でした。

子供達を軽々肩車して遊んでいる姿などを見て「男手…!!大事…!!」と思った。

 

昨今ニュースでは保育園での虐待や保育士さんの給与待遇面など、あまり良い面で取り上げられることが少なかったので

なんとなく私も「保育園」というそのものに対してなんか「悲しい」イメージが付いていました。

でも実際訪れてみると(そりゃ実情はわからないけど)皆さん明るく楽しく子供達と接していました。

子供が好きなんだろうなぁというのが伝わってきました。

私が思ってる以上に保育園とは明るい場所なんだな、とイメージを変えることができました。

いやぁ〜でも大変だと思う!めっちゃ大変な仕事だろうなっていうのもちょっとの見学でも伝わってきました。

人間の1番大事な時期を預かってくれる仕事だもん。責任も一入だし、見えないプレッシャーもたくさんあるんだろうなぁ。

改めて頭が下がる思いがしました。

実情が分からないからなんとも言えないけど保育士さんの待遇はたくさん良くしていって欲しいものです。

 

最後に保育士さん複数人とお話しさせて頂きました。

子に口唇口蓋裂があることも話しましたが、以前園にも同じ子がいたそうですし

食事面でも1人1人見てあげることをモットーにしてる分サポートしてあげるのは可能と言われて安心しました。

入れるかは分からないけど、サポートできる園があるのを知っただけでも第一歩です。

 

最後に「あとちょっとで赤ちゃんに会えるね〜^^」「楽しみだねぇ〜^^」

「今が一番幸せなときだね〜^^」と皆が私のお腹を見ながらニコニコするほがらかな空気になって

うん!やっぱこの空気には慣れねぇ〜〜〜〜〜となって帰りました。

 

いやぁ色々勉強になりました!

来月にはまた2つ別の保育園の見学予約を入れてるので比較しながら色々見て回ろうと思います。

しかしあれだね30週後期妊婦、1時間の保育園見学のあと見事疲労で4時間寝たきりでした。

体力が来い!!!

 

ではかしこかしこ。

 

良かったらクリック・読者登録よろしくお願いします!

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキング