向いてないけど、母になりました。

ことごとく育児に向いてない30代女の日々奮闘記

保活知識ゼロ女が学んだこと一覧

やっぴーどうもしらすです。

早いものでアプリで見ると出産まであと90日だそうです。

あと丸3ヶ月もするとついにシャバに出てくるんだなぁ(言い方)

 

はてさて以前母親学級で知り合った方から

「保育園検討してるなら市の保育コンシェルジュに相談してみるといいよ!」と言われてたので早速予約を取り、先日市役所に相談に行ってきました。

ちなみに「保育コンシェルジュ」とは教育や保育施設の情報提供、相談・助言をしてくれる専門の相談員の方のことです。

市によって名称は違うかもしれないけど多分どの自治体にもいるんじゃないかなぁと思います。

 

「保活は戦争」とはよく聞くけど具体的に何をしたら良いのか、どうすればいいのかさっぱり分からなかったので色々と聞いてきちゃいました!

今回は自分の頭の中の整理も含めてそのことをブログにまとめたいと思います。

(ただこれはうちの市のコンシェルジュさんに聞いた内容なので自治体によって異なる部分はあると思います。ご了承ください!)

 

公立・私立の違い

まず保育園には公立と私立があるみたいなんですよね。(そっからw)

公立は読んで字の如く市が運営してるもので、税金を使って管理・運用されています。

私立は1つの会社のようなもので各保育園によって経営・運営されています。

大きな違いとしては、公立の保育士さんは市の職員のため異動があります。

私立の保育士さんは基本的に異動がないので「私が子供の頃お世話になった園長先生がまだいる!」なんてこともあったりするみたいです。

そしてこれは意外だったんですが公立でも私立でも保育料は父母の年収に応じた額で変わらないそうなんです。絶対私立のが高いと思ってた…

ただ設備維持費などの雑費が公立では税金で賄われるのに対して私立はそうもいかないので

「雑費」や「諸経費」として月額別途支払う必要があるみたいです。

なのでどっちにしろ私立のがお金がかかるのかな?という印象。

 

私立の1番の特徴としては園ごとに「何に力を入れているか」がハッキリ分かれていることだと言っていました。

公立と違って園ごとの特色がまるで違うので、そこはHPで確認するなり実際に見学して自分の子供の教育に対して何を重要視してるのか。

そういった目線で調べてみるといいそうです。

「なんだか私立大学のオープンキャンパスいっぱい行けみたいなノリなんだな…」と学習。

 

あとは

①公立・私立によって預かってくれる時期の違い

(産休明けからOKなのか1歳にならないとダメなのかとか)

②預かってくれる時間がまちまち

なので、そこは両親(私たち)の生活リズムに合わせて検討する必要があるみたいでした。

 

両親の保育点数問題

そしてよく聞く「点数」の話。

両親の仕事の状況、祖父母の状況などに応じて点数がつけられる制度です。

この点数が高ければ高いほど「預からないと育児は困難だよね」と見なされて保育園に入りやすくなります。

やっぱり「シングル家庭」の点数が最強だそうなので巷では点数稼ぎのためにわざとペーパー離婚するなんて話も聞いたことがありました。保活恐ろしすぎ。

 

我が家の場合は夫はずっと変わらずフルタイム8時間正社員勤務。

私は育休後6時間の正社員時短勤務で復帰予定です。

1時間時短するごとに1点ずつ点数が下がるので私の場合、フルタイム復帰者に比べると2点分落ちると教えてもらいました。

なので夫は満点の点数を貰えますが、私は満点-2点の点数になってしまう計算です。

我が家の場合は同居で育児を手伝ってくれる祖父母はいないのでその他の加点・減点などはありませんでした。

その点数を我が市の各保育園の入園最低ラインの点数と合わせると…まぁ〜ギリギリ(笑)

今のところ第一希望にしてる保育園は最低点ギリギリ。第二希望に至っては点数足りてませんでした。

お互い正社員でがっつり働いてるので結構イケる点数貰えるだろうと高を括ってたんですがなかなか現実は厳しそうですね!

だからといってフルタイムで復帰するつもりはないので(絶対疲れるし)この点数で挑む他なさそうです。

 

ちなみに保育コンシェルジュさんに「ちなみに私たちの点数ってどんなもんなんですか?」と聞いたら

「う〜ん、両親で満点取った上に加点する人もいるからねぇ」とのこと。

上には上がいる。まだ見ぬ強者たちに勝てる気がしなくなってきたよあたしゃぁ(笑)

 

保活の流れ

我が家の場合は来年1月に子が誕生予定です。

そこから6月頃に保育園の見学会申込があるのでそれに申し込んで色々見学。

そしてうちの場合はですが口唇口蓋裂のため食事面などでハンディがあるかもしれません。

そういうハンディを抱える子限定の相談会が9月にあるそうなので必ずそれに参加。

そして10月に役所に「保育園入園申請書」を取りに行って必要事項を記入。

11月中旬頃に提出して当落待ち。という流れになるそうです。

我が市の場合は第4希望?くらいまで園の希望を書けるのですが必ず全部埋めること!と言われました。

どこかに入れればラッキーということなのでしょうね。

もう戦争の匂いがプンプンしやがるぜ

 

そして子は1月生まれという早生まれになりますが「子が1歳になる1月に入園することはまず無理」と言われました。

空きがないから十中八九落ちるそうです。

幸い私の職場は保育園に入れなかった場合、育休延長ができるのでおそらく3ヶ月延長して4月入園という流れになるのかな?と思います。

いやまぁ4月に入れればね(恐怖)

「保育園落ちました」という証明書が必要なので1月入園は100%落ちるけど入園希望の申請は出さなきゃいけないみたいです。

なんだよその負け戦と分かってて挑まなきゃいけないプロセス(笑)

 

ハンディのある子の保育園事情

口唇口蓋裂は口元の障害ゆえ手術後もうまくミルクが飲めなかったり、食事が困難になる場面があるかもしれません。

私立の場合はそういったイレギュラーには対応できないと入園を断られることもあるそうなのでよく調べておいた方がいいと言われました。

 

公立・私立に関係なく当然園ごとの特色はあります。

我が市においては障害者施設も運営してるところがやっている保育園もあって、そういった園はハンディがある子への理解が高い環境にあるみたいです。

また栄養士・看護師が常駐してるところもあれば、場所によっては受入人数は少ないけど

その分すごくゆったりしていてダウン症など他のハンディがある子もしっかり見てくれる園などもあるみたいです。

ひとくちに「保育園」といっても本当に色々あるんですねぇ。全く知らなかった世界なので目から鱗なことばっかりです。

本当受験前の高校・大学選びの感覚を思い出すよ(笑)

 

コンシェルジュさんいわく見学会を待たずに実際に足を運んで見に行った方が良いと教えてくれました。

うちのようなハンディがある場合は余計にそうかもしれませんね。

前述したように特に私立は園ごとに特色がハッキリしてるし、受け入れ態勢も聞いてみないと分からないことだらけだから足で稼ぐしかないね。

保育園に直接電話したら個別でも見学の時間を設けてくれるそうです。

 

なんだかやることいっぱいで頭いっぱいに

入園提出書類を出すまでにまだ実質1年ありますが、子が産まれたら何かと身動きも取りにくくなりそうだし

(産まれてからも診察やら手術やらやることが多いのは目に見えてる)

妊娠中の今からでも行ける範囲でいいのでちょこちょこ見学に行ってみようかなと思います。

とはいえ私も今週で妊娠中期が終わり、ついに妊娠後期に入るらしいので無理はできない。

産休までまだ1ヶ月以上あるし。なんか時間があるようでないですねぇ!

焦るタイミングでもないんでしょうけどなんかちょっと焦ってきたな!

バイクのイベント行ってぶっ倒れてる場合じゃなかったぞ!(笑)

 

コンシェルジュさんと話してみて色々情報を頂けたのは大変助かりましたが、

その分やること考えることが目の前にドンっと現れた感じがして少し気疲れしてしまいました。

巷でよく聞く「保活」の全貌がなんとなく見えてきた今。

1つ1つ着実にこなしていけば特に問題ないんだろうけど、1つ2つでも情報や行動を落とすとたちまち崩れそうな危うさがあってやっぱ恐ろしいです(笑)

焦らないための最大の対策は早めの行動だと思うので、とりあえず気になる保育園に電話するところから始めてみようと思います。

 

でも夫にも言われたし自分でも思うけど

しらすは暇だとすぐ病むから、多少忙しいくらいの方がメンタル的にちょうどいい。」

ほんとそれな!確かにこれぐらいがちょうどいいのかもしれない。

常に目の前になんかやらなきゃいけないことある方が向いてるかもなぁ(言い聞かせ)

 

さてさて「保活?なにそれおいしいの?」状態の知識ゼロ女が保育コンシェルジュさんを通して仕入れた知識の棚卸しでした。

気合い入れてる人はもうこんな知識知り尽くしてなんの参考にもならないでしょうけど

同じく「保活?なにそれおいしいの?」状態の人のお役に少しでも立てていれば幸いです。立ててる気がしないけど(笑)

むしろ詳しい方いらしたら逆に教えてください…!!

道のりは長い。

 

余談・コンシェルジュさんと話してみて

ちなみにコンシェルジュさんに「子が口唇口蓋裂」と話したらすぐに分かってくれました。

やっぱり保育に関わる人なだけあって病気への知識は既に持ってるんだなと感じました。

「ちなみに市内に同じ口唇口蓋裂のお子さんっていらっしゃったりするんですか?」と聞いたら

「たくさんいるし、たくさん見てきたよ。だから全然心配しなくて大丈夫だからね」と言ってくれました。

500人に1人だからそりゃそうだけど同じ市内にも仲間がいるんだって思えると少し安心しました。

 

「口唇裂だけじゃないよ。本っっっっっ当に色々なお子さんがいるよ。

でも私たちは皆あなたの味方。保健師さんも助産師さんも保育士さんも看護師さんも。

市にはたくさんの人がいて皆助けてくれるから。絶対に1人じゃないから。何かあったらすぐ相談してね」

と、コンシェルジュさんは続けてくれました。

マジで「本当」の間に「っ」が5つ入るくらい溜めて言ってらしたので、本当に色々な子がいるんだろうなというのが伝わってきました。

子育ての世界思ってる以上に広くて深いんだろうなっていうのがなんかその溜めでガツンと思い知らされました。それぐらいの溜めだった…

視野を狭く持つ方が無理なんじゃないかって気がしてきた。こりゃ学びっぱなしだぞ。

とんでもない世界に足を踏み入れようとしてるな私は(?)

 

そして今回の席でもそうでしたが子を妊娠したことによって様々な場面で

「1人じゃないよ」「いつでも相談してね」「助けるよ」といった優しい言葉を言ってもらえる機会が本当に増えました。

独身社畜時代はそれこそ万年人手不足のサービス業なので皆が皆自分のことで精一杯。

チームプレイで勿論助け合うけど「基本的に自分のことは自分で」が当たり前の世界だったのですごく新鮮に感じます。

 

今までは「少子化の現代"妊婦"という存在は貴重だから丁重に扱われてんのかな」なんてなんとも斜めな見方をしていました(笑)

でも「子を産み育てていく」ということが仕事とは別ベクトルで

「"助け合い"がカギになる世界」なんだろうなということが最近段々と分かってきました。

口唇口蓋裂」を診断されたから尚のことそう思うんだとは思うけど。

 

少しずつ自分の中で「子育て」の見え方も変わってきたような気がします。

今だから言うけど妊娠前、ひいては子供欲しいかまだ悩んでる頃はもっと冷ややかな目で見てましたからね。

変われて良かったんだろうなと思います。

 

じゃ今日はこの辺で。今夜は焼きそばだよ〜〜

ではではかしこかしこ。

 

 

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