向いてないけど、母になりました。

ことごとく育児に向いてない30代女の日々奮闘記

子供がいてもいなくてもやりたいこと

前回のお宿で良質なお野菜をたくさん食べたのに、翌日から早速サッポロ一番食べてます。

泣いてます。どうもしらすです。

 

以前、選択子なしの友人がXで「私はこんな人生にしたいけど、子供というピースをどこに合わせるべきか?そもそも使わないべきか」と呟いてました。

最近読んだnoteにも同じような内容が書かれていたことを思い出しました。

note.com

「子供がいるからこう生きたい」「子供がいないからこう生きたい」ではなく

「私はこう生きたい。そこに子供というピースをどのようにあてはめようか」という考え方。

主体的であって、なおかつ子供のことも考えているとても理想的な生き方だなと思いました。

 

私には子供がいたとしてもいなかったとしてもやりたいことがあります。

その「やりたいこと」をやりつつ"子供"というピースをどう当てはめていこうか頭の中の整理も含めて今日はブログに書いていきたいなと思います。

 

本当にやりたいことの見つけ方

そもそも妊活も不妊治療もする前、子供が欲しいのか欲しくないのか将来について色々悩んでいたとき

「本当にやりたいことをするために今自分にできること」の探し方を母が教えてくれたことがありました。

何かで立ち止まったとき私は今でもその"探し方"を指針にしています。

 

その探し方というのが、

  1. まずは頭の中で自分の中にある足枷を一度全部取り払ってみる (要するに明日から仕事にも行かなくていい、お金は困らないくらいある、体力も万全、邪魔するものは何もないと仮定する)
  2. もしその状態だったら今一番何がやりたいかをイメージする(なるべく直感で。パッと浮かんだやつ)
  3. そこに①で取り除いた仕事やお金の問題などの現実をひとつずつ戻していく
  4. その中で残った「今の自分にも出来そうなこと」が自分が今一番やりたいことのためにできる一歩

というやり方です。

 

私の場合、もし今の自分から足枷を全て取り除いて自由の身になったら

まずは「バイクで日本一周しながら全国のゲストハウスを巡りたい」です。

日本一周は昔からの夢です。

バイクもビビリで下手くそながら乗れるのでどうせなら自分の足で時間をかけて巡りたい。

 

そこに一つずつ今置かれてる「現実」を足していきます。

結婚しても日本一周に挑む人はたくさんいますが今の私にはやっぱりどうしても難しいです。

(夫はそこまで遠出が好きな方ではない。だからといって夫を置いて一人であちこち行ってしまったら正直結婚した意味を見出せなくなる。なにより夫とは一緒にいたい)

仕事で長期の休みも取れないので原付二種の小型バイクでトコトコ下道日本一周なんて到底出来ない。

もちろん仕事を辞める勇気もなければつもりもない。

ましてやこれから子供が産まれるという時期。

夫も子供も差し置いて一人で日本一周なんて行ってる場合ではありません。

 

そしたら「なぜ私はバイクでゲストハウスを巡りながら日本一周がしたいのか?」という原点に立ち返ってみます

それは今までゲストハウスを通じてたくさんの人と出会って良い経験をいっぱいしたからです。

元々独身時代、ゲストハウスを巡ってちょこちょこ一人旅をしてました。

当時は半ば自暴自棄になりながら婚活を辞めて、自分でも何がしたいのか分からないまま全国に飛び出したような時期でした。

そこで海外から同じく一人旅をしていた少女、筆一本でイラストレーターとして生計を立てるために移住して来た同世代。

狩猟で生活をしている男性、長期休みのたびにバイクで全国を放浪してるおじさん。

本当に生き方ひとつじゃないんだと思わせるくらい様々な出会いがありました。

どれをとっても刺激的でこれからも一生かけて味わっていきたい感覚でした。

 

そして気付く。

それって全国に旅に出ないと味わえないものなのかな?と。

これから子供もできたらきっとそう易々と遠出もできない。

(できる人はできるんだろうけど私には多分そこまでのバイタリティがない)

だったら自分が今いる場所を拠点に様々な人が来られるような何かを始めれば良いんじゃないか?と思いました。

ゲストハウスに行けないなら自分がゲストハウス的な何かをやればいいじゃん的な発想。

そしたら現在の足枷がついたとしても少し現実的な話になれるんじゃないか?

 

それが最初の一歩でした。

 

要するに何がやりたいの

要するに「自宅の近くで人が集まれるような場所を作りたい」んですよね。

ゲストハウスなんて大それたものじゃなくてもっと小規模の

個人経営の小さなカフェみたいなのが一番イメージに近いかもしれません。

それも独立して喫茶店始めるとか、そんな大事じゃなくて私たち家族が休みで余裕があるときだけ開催する近所の井戸端会議場みたいな感じ。

 

元々夫の実家は自営業で中華料理屋さんを営んでいました。

昔は大繁盛してたそうですが、今はお義父さんが近所や親戚の人向けに細々営業している感じです。

なので夫の中にもどこかで「いつかは親父のようなことがしたい」想いはあるみたいです。

とはいえ実家の中華料理屋を今から継ぐのはちょっと現実的ではありません。

でも近いことをやってみたい夫婦の想いは一致しています。

 

実はそういったことも見越して、昨年引っ越しをしたときも

都心からのアクセスが良く人が来やすいけど、田舎で自然いっぱいの今の場所を選びました。

また同じ時期から畑も始め、自家製無農薬野菜も作り始めました。(虫が怖いので管理はほぼ夫 笑)

↑これは去年畑で採れたレタスとパセリとミニトマト

畑で採れた野菜を使った一品メニューをワンコインとかで提供して集まった人に振る舞ったら尚良いんじゃないかなと思ったんですよね。

「親父のようなことがしたい」という夫の願いも叶えられます。

ただ私としては飲食店がやりたいのではなく、やりたいのはあくまで人が集まれて話ができる場の提供です。

 

人嫌いコミュ障のくせになんでそんなことやりたいのか

現代ってインターネットなしでは回らないくらいネットが普及してて

実際に素性を明かさないでもSNSで簡単に人と繋がれる時代じゃないですか。

でも私自身SNSで人と交流したりするのがものすごく苦手なんですよね。

顔が見えない分相手が何考えてるか分からないし、メッセージを通して人間関係を継続させていかなきゃならないのがとにかくもう苦手。

 

コミュ障にも色々あると思うんですが、私の場合は「初対面の人と一期一会の関係を築く」のは苦ではなくむしろ好きな方です。

新しい知識や発見もあるし、自分が知らないことを見聞きできるのは単純に楽しいです。

ただ「その一期一会から始まった人間関係を今後も続けていく労力が苦手」です。(クズやん笑)

ゲストハウスの交流も「旅の恥はかき捨て」だからできた部分が大きい。

「もう会わなくても良い相手」だからこそ自分の本当の気持ちや悩みを言える部分が大きかったんですよね。

 

だから理想としては「旅の恥はかき捨て」られる場所を作りたいんです。

具体的には人に話したいんだけど話せない悩みや想いを持った方が「1人で来ること」を条件に少人数でそのことについて皆で話し合ったりできる場。

ざっくばらんに集まるときもあれば何かテーマを設けて募集する形も良いなと思ってます。

 

そのときに必ず決めたいことは「必ず1人で来ること」です。

以前ゲストハウス訪問中、場所によってはオーナーと常連さんやグループで固まってしまって

1人で来た私は輪に入ることができず、しんどい思いをしたことが何度かありました。

そういうのが嫌でこういった場に来たくないって人も相当数いると思ってます。

なるべくそういう懸念は無くしたいですし「1人で来たからこそ得られるもの」の素敵さも実感できるような場にしたい。

 

また、自分もそうだったんですが誰でも良いから誰かに話を聞いてもらいたい。

誰かと関わりたいけど誰もいないとき選択肢に心理カウンセリングが入ったりもします。

でもカウンセリングって結構いいお値段するんですよね。

1回で1万円超えることもゆうにあります。この物価高の時代に。

お金が原因で孤独感や生きづらさから解放されるのを諦めるのってすごく辛いです。

 

だから畑の野菜一品メニュー分だけはお金取るけどかなりリーズナブルにして、

その分カウンセリングの資格とかはないけどその日集まったメンバーで気軽にお喋りして帰る。

それだけでも私がゲストハウスで気分を変えられたように、誰かの気分を変えることができるんじゃないかなと思ったんです。

(いつかはカウンセリングの資格取りたいとは思ってるんだけどね…いつになるやら笑)

 

私たち家族が空けたいときだけ空けて、来たい人だけが来る。

気分が乗った日だけ訪れても必ず誰かはいて、その場限りでも交流は持てる。

そういう緩い関係が気付けば長く続いていたっていうのが目標としてる理想です。

それなら「人間関係を継続するのが苦手」な私でもやれるかもしれない。

 

子供ができても良い場所として活用できるかもしれない

前々からブログに書いてますが一人っ子・高齢出産コンプレックス持ちでありながら、自身もやや高齢出産・一人っ子になりそうな私です。

晩婚や晩産が当たり前になってる今、同じく自分の子が一人っ子なことに悩みや不安を抱えてる親御さんも多いと思うんですよね。

だったら一人っ子同士集まって遊べるような場を自分が作ればいいじゃんと思ったんです。

もちろん保育園や公園など友達を作れる場はたくさんありますが「密に関われる一人っ子同士」という存在が身近にいたら子供にとってもいい影響になるんじゃないかなと思ってます。

もし小さい頃から「自分と同じ境遇の子もたくさんいる」と思える機会があったら…。

自分なら安心感につながったなと思ったりなんだり。

 

勿論「一人っ子」だけの括りではなく様々なテーマで集まってもらった子供達と接することができたら

「世の中にはこんな子もいるんだ」と早いうちから子供が経験できる場にもなって良いなと思ったんです。

願わくば子には色々な経験をして欲しいですし、その経験はできるだけ多く提供してあげたい。

ぶっちゃけその波に乗じて私も経験したい(笑)

大人になってから本当思うけど「世の中マジで色々な人がいる」ことを早くから知っておくと自分の中の選択肢が増えます。

周りにも寛容になれるし、自分を責めて追い詰めることも減ります。(経験談

 

自分のやりたいことが子育てにもいい影響をもたらせることができるならまさに一石二鳥。これは願ったり叶ったりな訳です。

 

他にもこれからの高齢化大介護時代。

親の介護に孤独で悩んだり苦しむ人が増えるならそういう人達で集まってたくさん愚痴吐いて話し合って助け合っていける場にしてもらっても良い。

そういう場にできたらもし今後自分がその立場になったとしても助かるし、

リアルな話がたくさん聞けるから子供や周りのために準備しておくことも明確にできるだろうしこれまた一石二鳥。

 

海外のことがよく分からないので一概に言えないけど、日本ってとにかく血縁に依存し過ぎてる気がします。

一人っ子だから尚のことそう思うんでしょうけど、なにか問題が起きたとき血縁関係だけでどうにかしようと思ったって人手不足で潰れる人が当然頻発します。

それは一人っ子に限らず、兄弟がいても、結婚しててもしてなくても、子なしでも子持ちでも。

 

ならもっと血縁の枠組みを越えて人手不足同士話し合ったり助け合えるようになった方が最終的に皆楽になるんじゃないの?って前々から思ってました。

いやきっと色々難しいことが山積みなんだろうけど今の私の単純な頭ではそう思ってしまいます。

少なくとも自分が一人っ子で「何もかも一人でやらなきゃいけない」と幼少期から気構えていたときよりも

一人で悩まないで悩んでる同士集まって結託することが当たり前な風潮にになった方がどんなに良いかと思います。

それを実現できる場って少ないしなかなか見つけにくいのが現実なのも理解してます。

そういった場を作ること自体が難しいのかもしれない。

でも自分のできる範囲で小さくてもショボくてもいいから「ないなら作れば良い」選択を取りたいのであります!私は!

(そして脳内に流れるちゃんみなの「美人」笑)

 

これは子供がいてもいなくてもできることだし、

むしろ子供が出来たら子供にも良い影響を与えられることかもしれないと思ったんです。

「子供がいてもいなくても私のやりたいことは変わらない」

このことに気付けたのも私が最終的に子供を持とうと決めた理由の1つでもありました。

冒頭の言葉を借りるなら「自分の人生に"子供"というピースを当てはめられる算段ができた」という感じです。

 

コミュ障ゆえ実現が前途多難(笑)

想いをぶちまけて書いたから話がとっ散らかってる…すまない、許せ…。

 

大抵こういう「カフェ的なものやりたい!」とか言う人って人脈いっぱいの陽の者が多いじゃないですか。ゆうて。ゆうて(笑)

Facebookとかインスタをガンガン駆使して、Youtubeでも進捗動画あげまくったりしてやる気と行動力に満ち溢れてる。

そしてそれを助けてくれる大多数の友人の登場。めっちゃ友達いるね!?っていう…。

 

いやもうそういうの全然ないからね我々

 

私も夫も友達少ないし、そんな溢れるバイタリティ持ち合わせてないし。

SNSでたくさんのフォロワー作って「みんな〜!こういうことやるぜ!!」って言うのも苦手すぎて無理無理の無理。

あまり人目に触れて誹謗中傷とかされてもメンタルが豆腐以下なので病みそうだし。

そもそもそういうテンションの人苦手だし、眩しすぎて怖くて近寄れない(笑)

それにあと3ヶ月後には子が産まれて、一旦はそれどころじゃなくなるだろうし。

もう色々前途多難(笑)

 

ただ諦めたらそこで試合終了なのでまずは自分たちにできることから少しずつ始めていきたいなと思ってます。

ノロマな亀でも歩いてたらそのうちゴールに辿り着くわけです。

生涯通してのプランなので死ぬ前までに叶えばいいと思ってます。焦らずやります。

あんまりゆっくりしてたら死んじゃうからウカウカはしてられないけども(笑)

 

とりあえず現時点でやれることとして今ここに書いた想いの丈は昨年のうちに全て夫に伝えてあります。

「やりたいことはやったらいいよ」が口癖の夫、快く了承してくれました。

夫もなかなかの人見知りなので人と交流する場に参加するつもりはないですが

「人に料理を作って振る舞う」こと自体には結構意欲的なので協力もしてくれそうです。

 

そして叶うかどうかは分かりませんが、こうやって人目につくブログで宣言は残しておく。

言葉にして文字にしたら「書いてしまったからにはやるしかねぇ」と意識するし、

これまでもブログに書くことでひょんな方の目に止まって物事がいい方向に進んだこともあるのでこっ恥ずかしいけど宣言は大事だと思ってます。

 

第一段階。まずは「夫婦共に子供がいる生活自体に慣れること」だと思ってます。

生活の基盤自体が整わないとやりたいこともクソもないのでまずは土台を固める作業に集中します。

高校の同級生皆に「絶対産後うつになりそうだよね」と言われてるほどゴミメンタルなので波乱の予感しかしない(笑)

やりたいことのために子供が疎かになってしまったら本末転倒なので、まずは第一関門突破が先決。

 

その上でまずは視察じゃないですけど、近所にあるカフェを巡ってみて「人が集まる場」とはどういう雰囲気か探ってみたり

行政主催の地域にまつわる催し物には積極的に参加して色々見て周りたいなと思ってます。

それをキッカケにどこかで想いに賛同してくれる仲間の1人や2人確保したいところです(笑)

1人デヤルノフアンコワイ…(笑)

 

そして重要なのが子育てもした上で変わらずこのブログに進捗を書き続けること!

子が産まれても最低でも週に1回はブログを更新して想いを忘れずに持っておくこと!

 

その先のことはまたその先考えます(笑)

あまり根詰めると嫌になって何もかも放棄しそうなので程々に。

程々の行動力しか持ち合わせていないので身の丈にあった行動で進んでいきます。エイエイオー

 

明日読み返したら「語ってるハズカピーー」ってなりそう。

でもまぁ書いたもん勝ちよね(?)

それではかしこかしこ。

 

 

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