向いてないけど、母になりました。

ことごとく育児に向いてない30代女の日々奮闘記

「常に最悪のことを考える」病

※とっても暗い内容だよ!!

 

「常に最悪のことを考える」病

ということで突然の自己分析心理セミナー始まります(笑)

そもそもこの不安に飲み込まれやすい心情は私の「常に最悪のことを考える」思考のクセから来ています。

で、これも何故その思考のクセができたかハッキリ覚えてるんですが原因は『イジメ』です。

 

小5〜中2あたりまでクラス内で断続的にイジメがありました。

その間ずっとイジメられていたのか?というとそうではありません。

私のイジメ経験はちょっと特殊で、クラスのボス的女子のその日の気分でイジメのターゲットがコロコロ変わるようなシステムでした。

今週1週間はAちゃんを皆でイジメてたけど、ボスの気分が変わったからその次の週にはBちゃんがイジメられてるなんてことがザラでした。

イジメられるきっかけなんて些細なものです。

ボスの子とたまたま文房具が被って「あいつパクりやがった」って難癖つけられてスタート、みたいな。

だからはっきり言うと私はイジメられたこともあるし、イジメに加担してたこともあります。

 

例えばAちゃん以外の女子全員が加入している「Aちゃん悪口専用交換ノート」が回ってる傍ら「Bちゃん悪口専用交換ノート」も回ってました。

もちろん私の悪口専用交換ノートも回ってました。

要するにクラス女子全員が交換ノートに私の悪口を書き連ねてる横で私自身も他の子の悪口を書く交換ノートに入っていて悪口を書いてました。

 

そして休み時間になるとボスの女子がクラスの女子を「⚪︎⚪︎ちゃん遊ぼう〜」と1人1人廊下から声をかけます。

この1人1人というのがミソです。

最後に1人だけ呼ばれないのです。

呼ばれた子達だけで外に遊びに行き、呼ばれない子は1人だけ教室に残されます。

その残された1人が「今現在ボスに目をつけられてるイジメのターゲット」というのが共通認識でした。

だから休み時間前には心臓が壊れるくらいバクバクしていつもヒヤヒヤしてたのを思い出します。

今日私は呼ばれるのかな。呼ばれないのかな。

今思い出しても胃がキリキリしますね(笑)

他にも色々あるけどとりあえずは割愛。

 

そんな馬鹿げたことになんでお前も加担してるんだと言われればそれまでだけど、

教室の中だけが世界の全てだった小学生時代にそこから抜け出せるだけの知識も発想もありませんでした。

「自分がやられないように他人をやる」

言い方は大袈裟かもしれないけど毎日が戦争中みたいな感じでした。

 

そんな不安感の中から少しでも心が傷付かないようにしようと編み出したのが

「常に最悪のことを考える」思考法でした。

 

明日は休み時間のとき呼ばれないかもしれない。

下駄箱に行ったら靴がないかもしれない。

大声で悪口を言われるかもしれない。

次に2人組を作るときハブられるのは自分かもしれない。

 

最初から想定しておくといざ本当にそうなったとき「ほらね」と思えて傷が浅くて済む。

当時は「これだ!!この考え方だ!!」と世紀の大発見をしたくらい救われたと思えた思考法でした。確か12歳頃のとき。

そこからこの「常に最悪のことを考える」思考法を心の拠り所にしていったように記憶しています。

そしてそのまま30代に突入した、と(笑)

 

この思考法は20年以上かけてしっかり蓄積されていきました。

危機管理ができるという意味では良い思考法で、この考えだからうまくいったことも沢山あります。

でもひとたび不安の海に溺れればなんの助けにもならない思考法です。むしろ更に波を荒げるだけ。

中学3年にして周りからのあだ名は「ネガティブクイーン」でした。

名前だけ聞くと可愛いけど意味考えると地獄よな(笑)

本当に何事に対しても「悪いこと」だけを考えて対策してるような人生でした。

 

 

この経験が不安障害(不安神経症)のひとつの引き金になってるかなぁとは今でも思います。

リアル「昨日の友が明日の敵」状態を2年近く続けてたので人が信じられなかったり、そもそも人嫌いを加速させた原因にもなってるかな。

お腹の子も言ってしまえば「人間」なのでそこで私の「人間アレルギー」が発生していて、

なかなか母性を持ちずらい背景になってるところもあると思います。

闇が深いね。

 

どうにかしなきゃと思う反面、そう思ってる期間が長すぎて(20年以上)

もう「私はこういう人間だからなぁ」と諦める?受け入れてしまっているのが本音です。

 

不妊脳」の弊害

もうひとつ「常に最悪のことを考える」思考に拍車をかけたのが不妊治療です。

このブログでもたびたび言ってますが、いやー不妊治療辛かった。

私は人工授精まででその上の体外・顕微受精はやってないので見る人から見ればいわゆる「初期の段階」。

悩むレベルにも達してないと言われてしまうかもしれませんが心を壊すには十分でした。

こんなに心の後遺症を負うなら安易に手を出すべきじゃなかったのかもしれないとすら思っています。

「高度不妊治療を行ってる女性の約半数が軽い鬱症状を抱えてる」と言われますが納得です。

淡々と前向きにステップをこなせる人もいるんでしょうが、私には無理だった。

そもそもの理由が「赤ちゃん欲しい」よりも「年齢のタイムリミットを考えて」という感情抜きの動機でやっていたのも今にして思えば良くなかったとは思います。

ここでも常に最悪のことが頭をよぎって(高齢出産リスク等)「早くしないと」とずっと焦っていたように思います。

 

特に苦労せずできる人もいる中で、毎月毎月結果の出ないことにお金と時間と労力をかけていると次第に希望を見出せなくなります。

治療中も途中から「今回もできてないに決まってる」「妊娠なんて一生できない」と必死に否定語を並べて自分の心を保っていました。

トイレで陰性を知ったときに「ほら、思った通り」と思えた方がやっぱり傷が浅くて済むのです。

 

その思考は妊娠してからもずっと続いてました。

検査薬の陽性を見たときも「とはいえ、今までこんなに苦労したんだからこの先もどうせなんか大変なことになるんだろうな」

子が口唇口蓋裂と診断されたときも「ほらやっぱり。"何事もない"なんて私にある訳がないよね」

そして今回の妊娠高血圧腎症。管理入院。胎児発育不全疑い。

「妊娠するのも一苦労。妊娠してもトラブルだらけ。きっと産むときも産んだあとも辛いことがずっと起こり続けるんだろうなぁ」

というもう一種の確信みたいな考えに変わっていってしまっています。

子供がいる先の未来に不安しか抱けないのもこの考えが根底にあるような気がします。

 

思考のドツボにハマりすぎなんじゃぁ!!(突然のノブ)

 

今回の妊娠ではイジメや不妊経験から培われた"常に最悪のことを考えて"

その最悪なことがまぁまぁ現実に起きちゃってることがボディブローに来てる感じですね。

どうしても1人で抱えきれなくなって夫に話したら

「その思考が現実に引き寄せてることもあるんじゃない?」と言われ、またぐったり(笑)

考えないようにしないと!と思えば思うほどその考えが強固になってしまってニッチもサッチもいきません。

「何か良からぬ合併症があるかも」⇨「何か良からぬ合併症もあるに決まってる」と思考が飛躍しちゃって今に至ります。

ましてや自分自身に不安障害のケがあるのでそういった遺伝もずっと前から不安でした。

ちゃんと子供の生命力を信じてあげればいいのに。

そんなことすらできてないのが現状です。

 

「重い障害・ハンデがあっても我が子を受け入れるのが親だろう」と言われれば正論はそうなんだと思います。

でもハッキリ言う。そんな覚悟は現時点での私は持ち合わせていません。

そんな覚悟なく妊娠したのかと問われれば「その可能性は100回も200回も考えて妊活に踏み切ったけど覚悟自体は持てていない」と答えます。

これについては重くて難しい問題だからまた別の機会に書けたら書きたいなぁと思います。

考え尽くせるぐらい考え抜いたので書こうと思えば多分いくらでも書ける。

 

とりあえず今回は「不安障害の原因を客観的に自己分析する」のが目的なのでこのへんでお開きにしたいなと思います!

客観視して書いてみた感想は不安なのは分かるけど思考が飛躍しすぎなところも多いなと率直に思いました。

あと「最悪」の中にも良いことは散らばっていたんだからそれをもっと丁寧に拾った方が精神上いいんだろうなと思えました。

(例:不妊治療は辛かったけど授かった、子は口唇口蓋裂診断だけど今のところは元気など)

「常に最高のことを考える」なんてことは怖すぎてできないのですぐに思考のクセを変えられるとは思いませんが

もう少し肩の力抜いてもバチは当たらないかなぐらいは思えたかな…(笑)

もう泣いても笑ってもあと2週間以内には産まれるので病むのはそれからでも遅くない、というか(結局病む前提 笑)

 

元々メンタルカスな自分を奮い立たせるためにブログではなるべくマイナスなことを書かず

プラスでいられるような文章を書くように心がけていたんですが、でも実際はメンタル弱々です。日々強がってるだけです。

ということも晒け出したいなと思ってたのでバァーッとぶちまけた文章を書けて心としては少し晴れやかになりました。

 

なんかあまりうまくオチもつけられてないけど…(笑)

お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

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