向いてないけど、母になりました。

ことごとく育児に向いてない30代女の日々奮闘記

仕事好き妊婦。不安いっぱいの産休入り。

こんにちはしらすです。

昨日33週3日で無事仕事納めしてきました!

本日から産休に入ります。

 

ありがたいことにたくさんの贈り物を頂きました。

お店のサーロインステーキも頂いちゃいました。早速食べたけど美味しかった🍽️

 

7年お世話になった大切なお店

大体2〜3年ペースで異動するのが普通なんですが、私は不妊治療をしてたこともあって7年近く同じ店配属で働いてました。

最初に配属された頃はまだ3年目のペーペーでした。その頃は実家暮らしだったし車も乗れなかったから電車と自転車で通勤してたなぁ。

それが7年の間にチーフに昇格して、一人暮らしを始めて、現夫という彼氏ができて、同棲を始めて、車乗れるようになって、結婚して、家を買って、妊娠するという。

なんかもう人生と共に歩んだ職場だったので思い入れも一入でした。

ちなみに初めて夫と出会ったのも店内だったので(私が従業員で夫がお客さんだった)そういった意味でも思い出の場所でした。

 

同じ職場の人達も本当に良い人たちばかりで辛いこともあったけどとにかく楽しい7年間でした。

配属したての頃はホンット〜〜にポンコツな社員で何をやってもダメダメでしょっちゅう上司に怒られてました。

「こんなに怒られる奴いる?」ってくらい怒られてた(笑)

後日談で聞いた話ですが「あんなに叱られまくってるからもう辞めるだろうな」と思われていたそうです(笑)

 

それが一度目の妊娠で「体が自由に動かない。もう今までのように働けないかもしれない」となったとき

「もっと仕事がしたい。私、自分が思ってる以上に仕事好きなんだ」ということに気付くキッカケになりました。

一度目の妊娠が流産となり夫とも相談した結果「1年間避妊して何も考えずガムシャラに働きな」とアドバイスを貰い、とにかくガムシャラに働きました。

1年後妊活を再スタートしても全く妊娠せず、結局今回の妊娠が分かるまでずっと仕事一辺倒で今までやってきました。

そのお陰か「ポンコツ」と言われ続けてきたけど、今では「売上1番店を張れる唯一のチーフ」と言ってもらえるまでに成長することができました。

今まで厳しかった上司の対応も変わり、対等に接してもらえるまでになりました。

自分の意見が会社に通ることも増えました。10年かかったよ〜〜

 

結果妊娠する時期は遅くなってしまったけど本当に仕事頑張ってきて良かったと思ったし、今でも思ってます。

不妊治療をすることにはなったけどあのとき避妊して仕事を優先したことは間違いじゃなかったと思っています。

そんな成長を促してくれた店でもありました。

 

「スーパーの店員」という仕事

「スーパーの店員」っていうと「3K」だとか「薄給」だとか「底辺職」だって言われがちなのは知ってます。

新人の頃は私自身そう思ってた節もあるけど今となっては全くそう思わないです。

コロナで「エッセンシャルワーカー」なんて言われるようになった影響も大きいかな。

体力仕事だし残業もあるけど、頭使うより体使う方が好きだから(笑)自分に合ってました。

忙しい日で1日3万歩近く歩くので勝手に運動になってるのも良かったです。

そして何より「商売」って面白いです。

「どうしたら売れるか」考えるのも楽しいですし、自分の行動一つで売上が変わる「結果のレスポンスの速さ」もやりがいがあります。

ねらい通り売れるとお客さんの人心掌握してるみたいでなんか気持ち良いし(笑)

また、1つのお店が1つの部活みたいな感じなのでお店のメンバーは部員って感じ。

繁忙期とされる年末商戦も言うなれば試合前みたいなイベント感があって楽しいです。

学生時代運動部に入ってたときの感覚に近いのかもしれない。

妊娠前の私で21人のパートさんやアルバイトなどの部下を抱えてたんですが「どうしたら皆が楽しく効率的に仕事できるか」考えるのも部長やってるみたいで楽しかったです。

そういった「組織で取り組む商売」の面白さを学べたのもこのお店でした。

 

仕事から離れる寂しさ

そんな職場を一時期とはいえ離れるのは、もーなんだろう寂しいやら不安やらなんか色々な気持ちがごちゃ混ぜです。

復帰してもこの店には戻らないと思いますし。

出勤最終日の夜は泣いてしまいました。

妊娠が分かって、初期悪阻がしんどくても「口唇口蓋裂」だって診断されても後期も相変わらず不自由で心折れかけても泣かなかったのに

「もう明日が終わったらあの職場には行かないんだ」って思ったらボロボロ泣けてきました。

人付き合いが苦手で友達の少ない私にとって楽しく皆と過ごせる大事な居場所だったのにもう行けないんだ、って。

 

今回の件でもすごく気付いたんですが、マメじゃない自分のせいだけど

「自分や相手から連絡を取り合わないと続かない関係性を持続させる」のがめちゃくちゃ苦手です。

普段から定期的に遊ぶような友達が少ないのも全てはそこに起因してる気がします。

「人付き合い」に対する体力が無さすぎてそこまでの労力が割けない。

そしてそんな私ですから相手からも勿論連絡はないので友達は友達だけど実際に絡むのは少ない…という自業自得。

それとは逆に職場の仲間だとマメに連絡を取り合わなくても

「決められた時間に決められた場所に出勤すれば会えるし話せる」みたいな強制力があるので

こういうコミュニケーション出無精には大変助かります。

私みたいな人間が定年後、付き合う人がおらず「燃え尽き症候群」みたいになるんでしょうね…自覚はある。

 

また、周りの友達は9割型独身の子か結婚してても子供がいない子です。

職場の仲良くさせてもらってる先輩も同様で皆独身か子供がいなくてバリバリ仕事やってる人がほとんどです。

ぶっちゃけそういう人達と話してた方が楽しい。

自分自身もう妊娠も9ヶ月だというのに今だに「妊婦さん」や「ママ」といった存在が苦手です。

Xもやってますがいわゆる「マタ垢」「ママ垢」と呼ばれる方達とはどうしてもテンションが合わないと感じてしまっています。

まだ産まれてないからかもしれませんがどうしても「子供の話題ばかりの人」が苦手。

こうして「仕事」から一線退く今、自分が選んだ道とはいえ自分だけが全く違う世界に1人ポーンと投げ出された感覚が強いです。

そして投げ出された先でも馴染めるイメージが一切湧かない…。

 

産休に入る際も職場では「こっちのことは気にせず元気な赤ちゃんを産んでね!」

「赤ちゃん産んだら可愛い〜♡!!ってなってもう仕事に身が入らなくなるかもね!」と優しい言葉をたくさんかけてもらいましたが

ひねくれ者の私は「そうやって別の世界に追いやらないでよ!まだこの世界にいさせてよ!」って思ってしまいました。

 

これから1年以上(早生まれなので1歳3ヶ月の4月入園を狙ってます)仕事をしないで関わる人が減っていく生活。

耐えられるのか。やっていけるのか。そんな不安も相まって涙が止まらなくなりました。

そして「仕事を頑張って自力でお金を稼いでた自分」というのがひとつの大きな自信になっていましたがそれを一度失う怖さもあります。

 

そのことを先日ちょっと夫に相談したら、なんか話半分にしか聞いてもらえず。

やっぱり「産休して仕事を一旦退く」という経験は女性しかしないから男性にはピンと来ないんだろうなと強く実感しました。

だからもう話さないけど(笑)

 

だからこそ何か新しいことを

だいぶ愚痴っぽくなっちゃいました(笑)

でももうここまできたらこれを「滅多にないなにか良い機会」と捉えるしかないんですよね。

確かに仕事は好きだけど忙しくて「何か新しいことに目を向ける時間」はほとんどなかったです。

今後仕事に行かないのなら今まで仕事に行ってた時間は別の何かに費やされるわけで。

それの大半が「子育て」になるんでしょうが、それでも少しでも空く隙間時間で何がやれるのか。

考えながら今まで取れなかった行動とは別の行動を取れるよう心がけたいと思います。

子が産まれて育てていくことによって思いもよらない別の世界が広がるかもしれないし。

 

産休・育休中に「友達」「職場」とは別の居心地のいい居場所を探せるのが今の所の目標!

「妊婦さん」「子持ちママ」とかに拘らず「楽しい」と思える場所。

あとは出不精発揮してないでもっと自分からも「友達」とのコンタクトを取れるように…するのが理想!(すごくハードル高いけど笑)

子供が産まれたら今以上に友達や職場の先輩間との環境も変わってしまうからここで疎遠にならないようにしたいなぁ。

 

そんな産休入りのぼやきでした。

ではではかしこかしこ。

 

 

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