向いてないけど、母になりました。

ことごとく育児に向いてない30代女の日々奮闘記

ネガティブ妊婦の「子供ができたら楽しみなこと」

はいどうもしらすです。

今日はちょっと真面目?な話かもしれないです。

 

さて自己紹介から一貫して「子供ができたら1人時間がなくなって人生終わるんじゃないか」

「色々考えての選択だけど少なくともキラキラした気持ちでいるわけではない」と言い続けてる根暗妊婦なわけですが。

とはいえ早いもので、もうあと5ヶ月程度で赤子がこの世に誕生します。

ネガティブなことばかり考えても比率が悪いな…と思ったので、少しながら持ってる「これからの子育てに対するポジティブな気持ち」を今回書き残しておこうかなと思います。

3個ネガティブなこと考えたら同じく3個ポジティブなことも考えないと割に合わないものね。

もうネガティブなことは120個くらい考えてるので3個くらいポジティブなこと考えても大丈夫な…はず(?)

 

ちなみに夫に「子供ができたら何をしたいとか、楽しみなことある?」と聞いたら

「家族で一緒にご飯を食べるとかそういう当たり前のことを当たり前にできるだけで十分」と答えてました。

回答神かよ

私はそんな神にはなれないのでとにかく「自分にとってどんなプラスが起きそうか」というゴリゴリの自分軸で考えたものを吐き出していくよ★

 

勝手に人間関係が広がってくれる

前回の「母親学級」が良い例ですが、子が産まれるとなると否応なしに自分のコミュニティが広がります。

良いか悪いかは別として結局私が妊娠しなかったら、同じ市内の同週の妊婦さんと関わる機会なんて訪れなかった訳ですよ。

それこそ保健師さんとか栄養士さんとか、保育園の先生とか学校の先生とか今までなかなか関わることのなかった人達とも今後関わる機会が増えるだろうと思います。

面倒臭いのは面倒臭いんだけど(笑)子供がいない人生のままだったら接触しなかったであろう人・世界・界隈とも関われるというのは単純に面白そうだなと思っています。

自分自身でそういった世界を広げることもそりゃもちろんできると思うけど、残念ながらそこまでバイタリティ溢れてる人間じゃないので私には難しいかなと思ってます。

そもそも人と関わるのにすごくエネルギーを要するタイプなのでおそらくすぐ息切れする。

で、すぐ「面倒臭いからもう誰とも関わらなくて良いや」ってなりがち。

そこで子育ての「半強制的に」人と関わらざるを得ない部分ってもしかしてありがたいっちゃありがたいのでは?って思ったんですよね。

人と関わるの面倒臭いしめちゃくちゃ嫌いだけど、人と関わることで得られる「視野の広がり」や「新しい気付き」だったりは欲しいんですよ。ワガママだろう?(笑)

だからこそこの『半強制的人関わりイベント盛りだくさんの子育て』って実は荒療治的な意味で良いのかもしれない。

 

実は会社の人間関係とかも嫌いじゃないんですよね。

(もちろん今いい人たちに恵まれてるって言うのが大前提だけど)

何故かというと自分から繋がる努力をしなくても決まった日・決まった時間に行けばそれなりに集まっててそれなりに楽しく話せる人がいるのが楽なこと。

多少強制的に人間関係を繋いでくれる場の方が、関係維持の労力を省けるので個人的に楽なんですよ。

そういった環境が増えるのは助かるかもしれない。

 

行ける場所が広がる

子がいることで行ける場所が広がることも期待のひとつです。例えば『キッザニア』とかね(笑)

www.kidzania.jp

様々なお仕事体験が一堂にできる場なんてなかなかないじゃないですか。面白そう。

面白そうだけどそれを30代夫婦のみで行ってもやらせてはくれないし(そらそうだ)なかなか行けないじゃない。

でも子がいることで行ける訳ですよ!これは良い!と思ったよね(笑)

よく市の広報誌にも「親子で楽しもうワクワク林業体験教室」みたいな告知があって、

林業体験?面白そう!」って思っても対象は「小学校低学年の子とその親」だったりする訳ですよ!

行けね〜〜じゃんってなるのよ。

「お子様に様々な体験をしてもらおう」みたいな場に行けば親も同時に「様々な体験ができる」。こりゃ一石二鳥でお得だな、と。

これも前述した項目のように「半強制的」というか「勝手に」世界が広がっていくのは良いかもしれないと思いました。

 

たとえば子が小学校とかに上がれば様々な行事で親が学校内に入ることもあるわけじゃないですか。

大人になった今、合法的に小学校内に入れるなんてせいぜい選挙の投票くらいですよ。

ドラマの同窓会シーンなんかでもありますが大人になってから入る学校内のなんとワクワクすることよ。(やけに小さく見える机や椅子とか)

運動会なんてあった日には「父母対抗リレー」なんてものもあるかもしれない。

大人になったらまぁ参加できないような「運動会」というイベントに合法的に参加できるかもしれない。そういうのはすごく楽しそう。

元陸上部だから参加する全親を差し置いて優勝したい(謎のピンポイント妄想)

 

子の趣味で世界が広がるかもしれない

親は子供に「こうなってほしい」という願望があるけれど、なかなかそう上手くいかないのが世の常ですよね。

私も「子とキャッチボールしたい」とか「子には運動部に入ってもらって、大会やら試合を応援に行きたい」なんて願望もあるにはあるんですが余裕で叶わないかもしれない。

でも逆に言えば全然想像もしないものに興味を示す子になるかもしれない。

かくいう我が家も両親は人並み程度にしかアニメ・漫画に触れてこなかった一般人ですが、娘の私は見事にゴリゴリの腐女子としてその10代を全て二次元に注ぎ込んできました(笑)

というように何が起こるか分からない。

男の子だということなので典型的に車や電車に興味を示すかもしれないし違うかもしれない。

以前テレビでは「扇風機大好き少年」が特集されてて、家には昔ながらのものから最新型まで100台以上あるそう。

扇風機のスイッチを入れる音でどの型番のものか当てられるという特技を披露したりしていました。

そんな風に想像もしなかったものにハマるかもしれない。

そうすると今まで扇風機なんて「部屋を涼しくする装置」。

それ以上でもそれ以下でもなかったのに「子供がハマってるもの」として親も見方が変わってきますよね。

テレビに映るお母さんまでいくつか扇風機の型番を覚えていたのが印象的でした。

 

そういう自分の力では出会わなかった世界と出会わせてくれる力ってのは面白いなって思います。

オタクやってたので尚更そう思います。

例えば私は「銀魂」にドハマリしてえらい幕末への興味と知識がつきまくって、幕末に関わる日本の土地のほとんどを旅しました。

たったひとつの漫画からどんどん興味が湧いて知識がついて世界が広がっていく感じたまらなく面白いです。(経験者は語る)

それと同じ経験が子育てを通してできるのだとしたら意外に面白いことが起きるかもしれないなという期待があります。

 

なのでどんなジャンルであれ「子にはオタクになって欲しい」と結構強く思います。

オタクだったのでオタクと関わる機会は人生を通してめちゃくちゃ多かったんだけど、本当に「オタク」という人種は面白いです。

やっぱり「好き」を極めてる人間は「強い」です。なんだろ?オーラが強い(笑)

人嫌いだけど唯一「オタク」という人間だけは好きです。皆どこかしら頭のネジが1本外れてて面白い。(褒めてる)

 

んー…多少話は脱線したけどとりあえずこんな感じ。

他にも色々あるけど書いたら書ききれないほど出てきそうなのでここら辺でやめときます。(ポジティブ要素意外にあるじゃねーか)

全部に共通して言えることは

『勝手に世界が広がってくれる』ということだなぁ、と。

自分が自分の力で広げられる世界って限界があるなって感じてます。少なくとも私は。

「想像もつかなかった別世界」には想像がついてない時点で行けないしね。

だったらその固く閉まってるヨソの世界の鍵を子に持ってきてもらって、こじ開けて欲しいなという願望(笑)

「子供」という今までほとんど関わってこなかった生命体と関わるのできっと見るもの感じること全て初めてだらけになるでしょう。

ネガティブに捉えるなら不安だし、ポジティブに捉えるなら楽しみです。

 

言い方がめちゃくちゃ悪いけど、批判を恐れず言うなら

結局自分1人の力で視野を広げられる行動力やバイタリティが私には足りなかったから

「子育て」という一番手っ取り早い手段をとったという側面も正直あります。

 

本当はたった1人で様々な人とガンガン交流してどんどん世界を広げて、色々なことをしたり何十ヶ国も旅をしている人を見ると憧れます。

あぁなれたらいいなと思う気持ちもぶっちゃけめちゃくちゃあります。

でも自分には違う選択の方がきっと性に合ってる、と思って今の選択を選びました。

消去法みたいな言い方になっちゃうけど現時点の気持ちではこれが事実。

 

でも選んだ道を楽しく幸せにしたいというバイタリティだけは忘れず持ちたいと思ってます。

「子の人生の中の主役は子で母親となる私は脇役だろうけど、でも私の人生の中の主役は私で、子はあくまで脇役である」

そういう人生にしたいとは常々思ってます。

(この記事出産したあと読み返したら「いやそんな理想論語ってる暇ないぐらい大変だわ!!寝たい!!クソが!!」ってなってそう。まぁそれはそれで笑)

 

ではではかしこかしこ。

 

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