向いてないけど、母になりました。

ことごとく育児に向いてない30代女の日々奮闘記

カウンセリング相談に行ってきた

やっぴーどうもしらすです。

元気ですか!?元気じゃないです!!!(笑)

 

あ、先日年内最後の妊婦健診に行ってきました。

とりあえず逆子は直ってました。パチパチ。鍼のおかげか?

このまま順調にいけば下から産めそうです。

新年一発目に無痛分娩の説明の予約を入れています。

その説明を聞いて最終的に無痛にするか自然にするか決めようかなと思っています。

夫には「あなたじゃ絶対痛みに耐えられないから無痛のがいい」と言われております。

見抜かれる根性なし(笑)私もそんな気がする。

 

ということでもし無痛分娩になるとしたら出産日は1/25と決まってるので

本当にいよいよのいよいよ感が出てきました。

世の中年末ですが、こちとら出産が終わらないことには何も終わった感じがしないです。

もはや1/24が年末で1/25が年明けの感覚すらある。

 

さーて不安でメンタルがグラついてきましたよぉ!!!

今まで体調不良や先天異常の診断など色々ありましたが何とか元気にやっておりました。

ただいざ本当にそろそろ子が出てくる!となると一気に不安が押し寄せてきました。

これが俗に言うマタニティブルーってやつ…。

このまま来ないでいけるかなと思ったけどやっぱりしっかり来ましたね。

さすが豆腐メンタル。

 

このままの精神状態で出産を迎えるのはちょっと良くない気がするなと思ったので

先日心理カウンセラーさんと電話相談をやってきました。

元々かなり精神的に弱い方なのでカウンセリングは今までも何度か受けたことがあります。

なのであまり抵抗がないです。ちょっとプロに話聞いてもらうかーみたいなノリ。

あと悩みやモヤモヤを抱えてられないタイプなので「病んだらすぐ相談!発散!」がモットー。

 

以前も一度だけ利用した「うららか相談室」で相談してきました。

www.uraraka-soudan.com

今回は「臨床心理士さんであること」「女性であること」「子育て経験者であること」を条件にカウンセラーさんを探しました。

 

オンライン心理相談やってきた

相談内容としては

  • 世のお母さんたちと自分では明らかに子供や子育てに関する価値観が違うことへのギャップ
  • なんのかんの言ってもやっぱり口唇口蓋裂のことが心配。合併症など不安が尽きない

ということをメインにお話をさせてもらいました。

 

今までなかなかおおっぴらには話せなかった

「子供を産む理由」「子供に対する意識」「これからの子育てに対して思ってること」「過去のトラウマ」等云々を話すことができました。

ブログにも常々本音は書いてますが、このブログにすらも叩かれるのが怖くて書けない暗い根っこの部分も吐き出してきました。

キラキラな気持ちなんてまるでない。

不安と心配と恐怖と「本当にこれで良かったのか?」という葛藤と自己嫌悪とトラウマと向き合うしんどさと疲れと、全部全部出してきました。

 

全部吐き出したのちカウンセラーさんに言われた一言。

「うーんとねぇ、話聞いてるとね、しらすさん、子育て向いてると思いますよ」

 

えっ・・・なんだって・・・・!?

 

思いもよらない言葉をかけてもらいました。

 

カウンセラーさんの回答

「"子育て"というのは絶対にどこか冷静でなくてはいけない部分がある。

可愛い可愛いだけではどうしようもなくなる場面がたくさん出てくる。

そのときに既に(夢も希望もないが故に)冷静で見られる状態を持ててるのはかなり強み」

と言ってくれました。

「それがなかなかできなくて、そのギャップに苦しんで相談にくるお母さんたちも逆にいっぱいいますよ」と教えてくれました。

 

そして子供を通して、幼少期の自分自身の過去のトラウマがフラッシュバックするのはどうしてもあることだとも教えてくれました。

なるほどそれは「育児は育自(自分を育てる所業)」と言われるはずだ。

しんどそうではあるけどものすごく自分を鍛えられる経験にはなりそうだなと思いました。

 

「子供にとって1番辛いのは"Aという人間"なのにその人を"Bという人間"だと無理やり思わされること」だと言っていました。

例えば「子育てをキラキラしたものだと思えない母親」を無理やり「私を"子育てがキラキラして楽しくてしょうがない母親"だと思え!」

と強要されるのが子供にとって1番のストレスだというのです。

だったら初めから「私はキラキラできない母親です」ということを晒け出してありのままでいた方がよっぽど子供のためにもいいそうです。

そうだったらそうで「うちの母親はこういう人なんだ」と子供の方から勝手に学び取って感じ取ってくれるとのこと。

あとは要所要所で女優さんのように演じながら子供と接していればそれでいい、と。

 

「私は今のままのしらすさんで全然いいと思いますよ」

結構な暴論もたくさん言ったのにそれを否定するでもなく、現実的なアドバイスを交えて肯定してくれました。

自分の考えが最低なことは自覚してましたが個人的にはかなり強固な価値観ですし

今更変えられるとも思ってなかったので、そのままでいいと言われたのはすごく精神的に楽になりました。

このまま子を産んで母親になってもいいのかって少し肩の力が抜けた、というか。

 

「私には母性がない」「自己犠牲もできない」と色々お話ししたんですが

「自分に欠けてるものが何か分かってる人は強いよ。

そういう人は周りを頼ったり相談することができる。

それができるかできないかは子育てでは結構重要だよ」とまたしても認めてくれました。

ボコボコに落ち込んでいた自己肯定感を上げてもらいました。

 

過去思春期の経験から「常に最悪のことを考えておこう」というクセが抜けないので

「子育て」に対しても良いイメージはなく常に最悪の状態を想定して考えていました。

だからどんなに周りに「おめでとう」と言われても

「本当におめでたいことなのかどうかはまだ誰にも分からないでしょうに」なんて思ってました。

不妊治療をしてまで授かったのだからおめでとう」なんてそんな簡単な思想ではないのです。

ほんとネガティブだよね(笑)

 

でも「それでいいんだよ」「それが強みだよ」「あなたがダメだと思ってる部分が子育てに向いてる部分だったりするよ」とたくさんポジティブな言葉をかけてもらいました。

プロから見た客観的な言葉が欲しかったので私としてはすごく励みになりました。

 

「これでいいのだ」と思うしかない

単純なので電話が終わる頃には「これでいいのか?これでいいのだ!」と少し思えるようになってきました。

というか思うしかないと言った方が近いかもしれません。

今更劇的に価値観を変えるつもりはないからこれでいいと思って突き進むしかないんだよね。

障害についてもまだまだ不安なことはたくさんあります。

口唇口蓋裂に留まらず他の合併症も見つかるかもしれません。

はたまた出産時になにかトラブルが起こるかもしれません。

何もなくたってこの先成長していく上で見つかる障害もあるかもしれません。

考え出したらキリがない。しんどい。

正直心配と不安で布団から動けなくなるときもありました。

 

でもネットかどこかに書いてあった

「入れたもんは出すしかない」という言葉。

なんか不覚にも笑ってしまいまして(笑)

そうだよなぁ。

今まだお腹にいる時点ではどんなに考えても結局なにも分からないわけですよ。

産まれてみないと分からないことを今心配しててもしょうがない。

とりあえず入れたからには出すしかないんだから出てもらってから考えよう、と。

すぐに気持ちが切り替えられたわけでもないですが、少し気が楽になりました。

それこそ「出してから考えよう。それでいいのだ」という結論に落ち着きました。(言い方)

泣いても笑ってもあと1ヶ月も経たないうちに出てきてしまうんですから。

 

そういえばカウンセリングで「保健師さんたちに"今が一番幸せな時ね〜"ってたくさん言われるのも苦手だった」と話したら

「あ〜。私も同じような仕事をしていて経験があるから分かるんだけど保健師さんたちは子供が産まれたら

いかに大変になるかが分かってるんですよ。それこそ綺麗事じゃ済まないこともたくさん起きてくる。

だから"(まだ大人しくお腹の中に収まってる)今が一番幸せな時ね〜"っていう言葉が出ちゃうんですよ(笑)」とあっけらかんと話してくれました。

そんなシビアな意味が隠されてたの…!!怖すぎて笑った😂

そういう現実的な意味だったんだって知るとなんだかその言葉もすんなり受け止められるようになりました。

もうそういう性分なんだと思います(笑)

 

不安が完全に払拭されたわけではないですが動ける元気は取り戻すことができました。

電話で相談することができて本当によかったです。

あと前の記事にも載せたけど久々の趣味のお絵描きに没頭できたのも良かったと思います。

少なくとも好きな音楽を聴いて好きな絵を描いてる間は何もかも忘れられるので。

 

もういくつ寝るとお正月。

実家義実家で集まったりすることもあるので食べ過ぎだけは注意して過ごしたいと思います。

ではかしこかしこ。

 

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