どうもどうもしらすです。
今日の記事はカテゴリ何になるのかな「愚痴」になるのかな。
子は生後6ヶ月になりまして、生活もだいぶ…だいぶ落ち着いてきました。
性格も神経質じゃないし夜通し寝るし。(4時ぐらいに多少ぐずぐずはすれど)
しいて言うなら口唇口蓋裂の毎日のケアがたまに泣きたくなるほど大変だけど子自身は穏やかなタイプかと思われます。
それでもまだ私自身のメンタルは薄〜い靄がかかってるみたいにずっとモヤモヤしてます。
どこまで続くの産後うつ。
育児による寝不足が大変だったから病んでたんじゃないのか?
原因となる寝不足が落ち着いたら変わると思ってたけどそうでもないっぽい。
で、行き着いた1つの結論。
核家族孤独育児って普通につらくね?ということ。
ここで話は飛びまして、今私たちが住んでる町の話をしたいと思います。
異文化すぎる田舎の話
我が家は夫の地元に家を買いました。
超ド田舎!というわけではないけどまぁまぁ田舎です。山ばっか。
引っ越した当初、これから住むわけだし夫に地元をドライブがてら案内してもらったことがありました。
そしたらさぁ…
「ここが友達の〇〇の家。で、ここがその嫁さんの実家。あ、2人は中学の同級生。
で、ここが○○の実家で、○○の妹の家がここ。○○の元嫁の家はあそこ。」
…………なんだろう。
道路2本分ぐらいの範囲でその○○君とやらの人生が全て完結する…。
そして夫の友達は大概皆そんな感じ。
皆さんまぁ〜〜本っ当〜〜〜〜に地元を出ない。
友人・兄妹・配偶者・両親・祖父母・親族全員この町から出ていない。
夫自身も一度隣町で一人暮らしの経験はあれどほとんどこの町から出てない。
保育園〜高校までこの町。そして今の職場もこの町。
当然夫の実家もこの町にあります。(我が家から歩いて10分)
で、ちなみに夫は今でこそ優しく穏やかなおじさん(笑)ですが、
昔はピアスボコボコに開けまくって酒・煙草・パチンコ3ビンゴ男でした。
だからまぁ…語弊を恐れず言うなれば
この町マイルドヤンキーの巣窟なわけですよ。
(自営業だらけだしね!!!)
一方私。
両親はどちらも九州出身で、東京で出会って東京で結婚したいわゆる上京組。
当然両親の友人兄弟親族全員九州に住んでいます。
両親は親族からの援助一切なく縁もゆかりもない土地で私を育てていたことになります。
なので私は幼い頃から「祖父母・親戚という存在は盆暮正月のみ飛行機に乗って遠路はるばる会いに行くもの」なのが当たり前だと思っていました。
この町に引っ越してきて初めてそれが「当たり前じゃない人」がこんなにもいるのかということに驚かされました。
文字通りカルチャーショックだよね。
その上私は長いこと賃貸暮らしで、高校生になったときに幼少期過ごした町とはまた別の縁もゆかりもない町に引っ越しました。
なので幼少期過ごした町に家はないです。(住んでたアパートも取り壊されたし)
だからこの町の人たちのように地元らしい地元はないし、地元に根付いた実家もない。
別にそれに対して卑屈に思ってたわけでも悲観してたわけでもないです。
むしろ「一生同じ町から出ないなんて私には想像できない。正直世界狭すぎるでしょ…そういう環境育ちじゃなくてよかった」とまで思ってました。
子育て始まって実感したこと
ただ今現在、私にとって縁もゆかりもない田舎町で育児してて思うこと。
子育てにおいてはマイルドヤンキー的生活環境があまりにも合理的すぎるってこと。
毎日毎日育児してて思うのは「本当に人手が欲しい」ということです。
何もミルクあげるの手伝って欲しいとかオムツ替えるの代わって欲しいとかそういうんじゃなくて
気心が知れてて何かあったらヘルプを出せる人が身近にいるのってマジで超絶デカイです。
それこそさっきの○○君の話を引き合いに出せば、道路2本分に何かしら頼れるセーフティネットがいっぱい転がってるってことでしょ。
そりゃ田舎特有人間関係のギスギスやしがらみがあったり、それはそれでしんどい部分もあるのかも知れない。
でもさ、こちとらそもそもそのセーフティネット自体が存在してないわけですよ。
(近隣に住む友達は皆無だし親族は全員九州だからな!!!!)
何があっても何が起きても夫のいない日中は1人で対処しなければならない。
ちなみに実母も近からず遠からずの距離に住んでて全く援助を受けられないわけではないです。
でもやっぱり近くはないのでそう頻繁には気を遣ってしまって難しい。
何より母自身が子や孫より自分の人生超楽しみたい派で孫守りが好きじゃなさそうなのでなかなか頼めない。(この理由がでかい)
世の中「呼んでもないのに孫を見にきたりする祖母がウザイ!!」なんて悪口で溢れかえってますが逆のパターンもあるんやで。
(まぁそういう母だからこそ地元捨てて単身上京してきたんだろうけど)
そしてこれは完全に僻みという名の愚痴だけどもうひとつ気付いたこと。
この町の人たちビックリするぐらい親の援助受けてる人本当に多い。
そもそも土地持ちが多い。そんなナチュラルに皆土地持ってんの?ってくらい土地持ちが多い。
親の土地に家建てるから費用は格安だの、車買ってもらっただの、親に子供見てもらえるから早々に仕事復帰できるだの援助のレベルが桁違い。
また皆地元を出てない分、似たような環境の幼馴染レベルの友達も多いから孤独にもなりにくい。
うちの両親はそんなもの一切なかったので家買うのも遅くて賃貸暮らし長かったし、今の実家も中古だし、
車も中古でした。(しかも東京車なくても生活できるからすぐ売ってそこからずっと車なし生活)
小中学生時代を振り返ってもそういう子は少なかった気がします。(いても離婚家庭とか)
でも私はそれが普通というか、貧しいとも思ってなかったし何かを我慢した記憶もないし。
そんなものだと思ってた。
かくいう今の私たち夫婦も家を建てるのに親からの援助はほぼ貰ってないし、車も自分たちで買ったし(軽だけど笑)。
この町にもちろん友達はいないし、私には兄弟もいないし、夫はやってくれるけど日中は当然いないのでワンオペの時間は長い。
なんか住んでる地域や環境によって育児における土台がここまで違うのか…とこの町に来て本当に思い知らされました。
別に両親に対して「なんでうちは!」と思ってるわけではないです。
むしろどちらも慣れ親しんだ地元から離れて上京して援助もない中、私をここまで育ててくれて単純にスゲーな…ありがとうございますの気持ちでいっぱいです。
ただ"核家族育児の現実"ってものを目の当たりにして椅子から転げ落ちてるだけです(笑)
だから俯瞰して見たときに「あ、自分で思ってるよりも今孤独に陥りやすい環境で育児してるんだな」って少し自覚できたんです。
大きな援助があるわけでもなく、周囲に気心知れてる人は皆無の状態で、元々母性が薄くて慣れない育児して、しかも子は通院が多く医療的ケアが必要な子とあれば…
ちょっとぐらい病んでもいいじゃねーか
そんなにイージーな環境じゃないんだからあんまり自分を責めすぎないようにしようって少し開き直れました。
土台がちげーーんだよ、土台が!!!って(笑)
マイルドヤンキーにも大変な部分はあるとか、もっと過酷な環境で育児してる人はたくさんいるとかいうマウント合戦したいわけではないのであしからず。
「人には人の地獄がある」ですよ。別に地獄とまでは思ってないけど。
日本の育休の話
こないだXでとあるポストを見かけました。
『日本は諸外国に比べて育休の期間が長い。でもそれは決して母親に優しいからではない。
諸外国の母親が短い育休ですぐ仕事に復帰できるのは、シッターやナニー・父親など母親以外も育児に参加して「社会で子供を育てる文化」が根付いているから。
日本は長い期間育休を取らねばならないほどに育児の負担と責任が母親に集中してる。』
も〜〜〜それなオブそれ!それそれそれそrrrrrrいいね100回押しました(誇張表現)
人間は社会的動物なのでそもそも1人で育児できるようにできてないそうです。
そういった意味では家族が集まって大きなコミュニティを形成して育児をするマイルドヤンキー的生活は
「子育て」という観点にフォーカスすれば本当に「人間のあるべき姿」なんだろうなぁということを最近本当に考えさせられます。
(でも小さな地元で人生終わりたくない気持ちに5000% 共感する側の人間なので良いなとは思うけどやっぱりなりたいとは思えない…
生まれた時から見知った人達だけに囲まれてイオンとホームセンターばっかり行く人生は嫌…)
「社会で子育て」…もう今の日本ではおとぎ話のように感じられるくらい無理ゲーではあるけどそういう社会になってくれないと核家族育児は…死ぬ…。(遺言)
何が言いたいのかオチが迷子になってきましたが、要するに自分責めすぎて病むくらいならたまには外的要因のせいにして気持ち楽にしよってことと
ジモティーで友達でも探すかな!!ってことです(笑)
ちなみに私は超暗黒黒歴史な小中学生時代を過ごしてきたので被害者ヅラして
「周りに友達がいない><」と嘆いていましたが、そもそも昔住んでた土地で子育てしたとて友達は皆無だったと思います。
自業自得!これにて閉店!
晩婚・晩産・核家族育児の連鎖が影響して息子に寂しい思いをさせないかそれだけが不安です。
良かったらクリック・読者登録よろしくお願いします!